人気ぶどう品種シャルドネのおすすめ白ワイン10選!特徴や産地、合う料理を紹介
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白ワイン用のぶどう品種として知られるシャルドネ。白ワインといえば、シャルドネを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
今回はシャルドネの特徴や産地、相性の良い料理とおすすめのワイン銘柄を紹介します。
この記事を読めば、シャルドネの楽しみ方が一気に広がります。白ワインについて詳しく知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 シャルドネとは?
- 2 シャルドネの特徴
- 3 シャルドネのおすすめ白ワイン
- 3.1 ウィリアム フェーブル シャブリ(フランス)
- 3.2 ルイ・ジャド ブルゴーニュ シャルドネ(フランス)
- 3.3 ラブレ・ロワ シャルドネ・ヴァン・ド・フランス (フランス)
- 3.4 ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション シャルドネ(アメリカ)
- 3.5 ベリンジャー ファウンダース・エステート・シャルドネ (アメリカ)
- 3.6 オイスターベイ マールボロ シャルドネ (ニュージーランド)
- 3.7 ハカ・シャルドネ (ニュージーランド)
- 3.8 イエローテイル ピュア・ブライト シャルドネ (オーストラリア)
- 3.9 モンテス アルファ・シャルドネ(チリ)
- 3.10 登美の丘ワイナリー 登美の丘 シャルドネ (日本)
- 4 シャルドネワインの選び方
- 5 シャルドネの代表的な産地|ワインの特徴
- 6 シャルドネワインの飲み方
- 7 シャルドネワインに合う料理
- 8 まとめ
シャルドネとは?
シャルドネは「白ワインの女王」と呼ばれる、フランスのブルゴーニュ地方が原産の白ぶどう品種です。シャンパーニュの原料にも使われており、世界で最も有名な白ぶどう品種として知られています。
シャルドネは、ピノ・ノワールとグエ・ブランの自然交配により生まれたぶどう品種。良い意味で「ニュートラル(個性がない)」といわれ、バランスの取れた品種としてワイン造りに欠かせない存在となっています。
シャルドネの栽培は、フランスやスペイン、イタリア、アメリカなどの世界各国で栽培されています。ただ栽培が難しいため、日本では栽培している地域がまだ少ないです。
シャルドネの特徴
シャルドネは、レモンやライムのようにキリッとした酸味と、まろやかなコクが特徴です。しかし、地域によって味わいや香りが変わり、温暖な地域ではバターやナッツのような香りがすることもあります。
産地によって個性が変わるシャルドネ。世界各国の銘柄を飲み比べてみるのも面白いかもしれません。
ちなみにシャルドネの味わいと似た品種は、ヴィオニエなどがあります。シャルドネに比べると、やや酸味と果実味が控えめです。反対に、味わいが真逆の品種はソーヴィニヨン・ブランとなります。
シャルドネのおすすめ白ワイン
次にシャルドネを使った白ワインのおすすめ銘柄を紹介します。産地特有の特徴が感じられるので、飲み比べてみても面白いでしょう。
今回紹介するシャルドネのおすすめ銘柄はこちらです。
■ ウィリアム フェーブル シャブリ(フランス)
■ ルイ・ジャド ブルゴーニュ シャルドネ(フランス)
■ ラブレ・ロワ シャルドネ・ヴァン・ド・フランス (フランス)
■ ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション シャルドネ(アメリカ)
■ ベリンジャー ファウンダース・エステート・シャルドネ (アメリカ)
■ オイスターベイ マールボロ シャルドネ (ニュージーランド)
■ ハカ・シャルドネ (ニュージーランド)
■ イエローテイル ピュア・ブライト シャルドネ (オーストラリア)
■ モンテス アルファ・シャルドネ(チリ)
■ 登美の丘ワイナリー 登美の丘 シャルドネ (日本)
ウィリアム フェーブル シャブリ(フランス)
ウィリアム フェーブル シャブリは、シャブリの5つ星獲得生産者、ドメーヌ ウイリアム フェーブル社が手掛ける白ワインです。
100%シャルドネをしている、シャブリでは98%が機械収穫ですが、こちらではシャルドネを手摘みで収穫。ミネラル感とフレッシュさを生かすために、新樽はほとんど使用していません。
柑橘系の香りとキレのある酸味が際立ち、スッキリとした味わいを楽しめます。
料理を合わせるなら、マリネや海鮮料理が相性抜群。本場のシャルドネを楽しみたい方は試してみてください。
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ルイ・ジャド ブルゴーニュ シャルドネ(フランス)
ルイ・ジャド ブルゴーニュ シャルドネは、ブルゴーニュのルイ・ジャド社が手掛ける白ワインです。
フランス各地にブドウ畑を所有し、良質なシャルドネを厳選。ステンレスタンクと樽で熟成し、バランスの良い味わいに仕上がります。
桃や洋梨のような果実味と花やバニラのようなニュアンスがあり、まろやかな口当たりを楽しめます。
こちらのシャルドネは酸味が少ないので、クリーミーな料理にも合わせやすいです。シチューやチーズリゾット、バターソテーに合わせてみてください。
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ラブレ・ロワ シャルドネ・ヴァン・ド・フランス (フランス)
1832年に創立された歴史あるラブレ・ロワ社のシャルドネワインです。ブルゴーニュ地方でも屈指の規模を持ち、世界中の航空機内で提供される実績のあるブランドです。
グラスに光る緑かかった黄金色と、スッキリした辛口テイストに仕上げられています。
キレの良さは、食中酒におすすめです。合わせる料理は、牡蠣やお刺身などの魚介が良く合います。
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ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション シャルドネ(アメリカ)
ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション シャルドネは、「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるロバート・モンダヴィ氏が手掛ける白ワインです。
ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクションは、「大切な人とのプライベートな時間を豊かに過ごす」をコンセプトとしています。
ワインは焼きりんごや洋梨、パイナップルのような香りと、ほのかな酸味がありクリーミーな口当たりが特徴。
軽すぎず、重すぎず、ちょうどいい塩梅のシャルドネが好きな方におすすめです。
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ベリンジャー ファウンダース・エステート・シャルドネ (アメリカ)
アメリカ・カリフォルニアを代表する人気ワイナリー「ベリンジャー」の白ワインです。
カリフォルニア産シャルドネの厚みがよく際立ち、リンゴや洋梨を連想させる香りと、トロピカルな味わいが楽しめます。
自分用はもちろん、手土産にも喜ばれるおすすめのワインです。
合わせる料理は、香りと味わいを引き立たせる淡泊な物がおすすめ。白身魚やサラダ、ピザにも良く合うでしょう。
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オイスターベイ マールボロ シャルドネ (ニュージーランド)
ニュージーランドで最も売れているブランド「オイスターベイ」のシャルドネワイン。辛口テイストで、日本でも根強い人気があります。
こちらの白ワインは、寒冷な気候下で栽培されたシャルドネを使用して造られています。約六か月熟成させてから出荷されます。
鼻腔を抜ける濃縮した果実の香りと、滑らかな口当たりが特徴。口に含むと、後を引く余韻が楽しめます。
合わせる料理は、魚介と豚肉がおすすめです。
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ハカ・シャルドネ (ニュージーランド)
ちょっとユニークなラベルが印象的なニュージーランドワイン「ハッカ」。
ハッカとは、ニュージーランドの文化的な踊りで、戦いの前に鼓舞する意味合いがあります。日本ではラクビーの試合前に披露されたこともあり、記憶にある方も多いでしょう。
そんな文化と同じように、飲む人を元気づけたいという願いから誕生しました。ニュージーランドを体現したワインで、グビグビ飲めちゃうのがポイントです。
心地よいリッチな味わいに、キリっとした酸味がアクセントとなります。
さっぱりした料理にも合いますが、濃厚なクリーミーな物も相性抜群です。
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イエローテイル ピュア・ブライト シャルドネ (オーストラリア)
オーストラリアのメジャーなワインブランド「イエローティル」のシャルドネワインです。
アルコール度数は、9%前後。イエローティルが手掛ける従来のシャルドネワインに比べ、アルコール度数を25%オフにした商品となります。
ジューシーな桃やメロンの香りに、ほのかにバニラのニュアンスが感じられます。味わいは、いきいきとしたフレッシュな果実感が特徴です。
アルコール度数が気になる方におすすめなデイリーワインとなっています。
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モンテス アルファ・シャルドネ(チリ)
モンテス アルファ・シャルドネは、プレミアムチリワインの先駆けとして知られるモンテスが手掛ける白ワインです。
良年にのみ生産されるプレミアムなシャルドネのみを使用。収穫から瓶詰までの全ての工程にこだわり、「フランスの一流生産者のようだ」とも呼ばれています。
バナナやパイナップルのような果実味と、樽の香ばしさが漂い、贅沢な気持ちにさせてくれるでしょう。
お手頃な価格ながらも高品質なワインを楽しみたい方におすすめなシャルドネワインです。
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登美の丘ワイナリー 登美の丘 シャルドネ (日本)
山梨県の厳選シャルドネを使用した国産の白ワインです。厳しい品質審査をクリアしたワインのみが名乗れる「GI Yamanashi」にも選ばれています。
手掛けるのは、100年以上の歴史を持つ登美の丘ワイナリー。手摘み収穫にこだわり、瓶詰めから出荷まで丁寧なワイン造りが行われています。
グラスに注けば、広がるあんずやパイナップルのような香りが特徴です。味わいは、しっかりした果実感と程よい酸味が際立ちます。
ライトボディとなっており、12℃前後に冷やして召し上がってみてください。国産のシャルドネワインをお探しの方におすすめです。
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シャルドネワインの選び方
シャルドネワインを選ぶ際に、ぶどうの生産地に注目すると良いです。
先述したように、シャルドネは栽培地域によって味わいや香りが変わります。
寒冷な地域では、キリっとした飲み口に仕上がりやすいです。対して、温暖な地域ではよりまろやかな味わいや香りががすることもあります。
酸味をダイレクトに感じたい方は寒冷地、穏やかな酸味が好きな方は温暖地を選んでみてくださいね。
シャルドネの代表的な産地|ワインの特徴
次にシャルドネの代表的な産地をまとめて紹介します。
シャルドネの代表的な産地は、フランスを筆頭に、アメリカ、チリ、ニュージーランド、オーストラリアです。
特徴を知りたい方は参考にしてみてください。
フランス
フランスは、シャルドネ品種の原産国です。国内全域に栽培されており、ラインアップの幅広さを誇ります。
フランスで造られるシャルドネワインは、品種本来の味わいを知りたい方におすすめです。
ブルゴーニュ地方では、土壌が複雑なため、キリッとしたミネラル感のある辛口ワインに仕上がります。有名な産地は、シャブリやムルソーなどです。
一方でシャンパーニュ地方は石灰質な土壌を活かした、果実味と酸味のバランスが良い味わいが特徴。発泡性のあるシャンパンでスッキリと飲みたい方におすすめです。
このように、産地ごとに違いが楽しめる産地となっています。
アメリカ
アメリカ産のシャルドネは、果実味の力強さを感じたい方におすすめです。
アメリカ産のシャルドネは、主にカリフォルニアで栽培されています。
カリフォルニアは、一年を通して温暖な気候と日照時間が長いため、果実味が強くボリューム感のあるシャルドネに仕上がります。
先進的な技術を生かしたワイン造りが特徴で、安くて高品質なワインが魅力です。
チリ
チリは、飲みやすい白ワインを探している人におすすめの産地です。
チリは、1年を通して暖かく日照時間も長いため、果実味溢れるシャルドネに仕上がります。ぶどうの糖度が高く、トロピカルでエレガントな香りが漂います。
少し前までチリは黒ぶどう品種が主流ですが、白ワイン用のぶどう品種の栽培も盛んになってきました。
価格帯もリーズナブルな商品が多く、初心者でも手に取りやすいワインが多いです。
ニュージーランド
ニュージーランドは、さっぱりとしたシャルドネを飲みたい人におすすめの産地です。ソーヴィニヨン・ブランが主流ですが、実はシャルドネの栽培も盛んです。
特にニュージーランドで最も栽培が盛んなマールボロは、昼夜の寒暖差が激しいため、キリッとした酸味と果実味溢れるシャルドネに仕上がります。
ワインは様々なスタイルがあり、価格帯は3,000前後とちょっと贅沢したい日にいいかもしれません。
オーストラリア
世界最大の島国であるオーストラリアでは、シャルドネを含め、多種多様なぶどうが栽培されています。
オーストラリアは面積が広いため、各地の製造スタイルが顕著に現れます。
昔は濃厚なタイプのシャルドネが多かったですが、最近はキリッとしたタイプが主流になりました。
価格帯は1,000円から4,000円の物までありますので、シチュエーションに合わせて選んでみてください。
シャルドネワインの飲み方
一般的に白ワインは、7℃~12℃前後冷やして召し上がるのが好ましいです。
しかし、シャルドネは酸味が際立つワインなので、酸味が苦手な場合は温度調整してもいいでしょう。
その場合は、やや低めの7℃前後に調節して飲んでみてください。ただ物足りない、もう少し果実味を感じたい方は、温度を少し上げてみてもいいかもしれません。
シャルドネワインに合う料理
シャルドネは産地によって味や香りが異なるため、相性の良い料理もさまざまです。
キリッとした酸味のあるシャルドネワイン | 魚介類、サラダ、マリネ |
果実味が溢れるシャルドネワイン | 鶏肉、豚肉、乳製品 |
まずは白ワインのタイプをチェックし、合わせる料理を考えてみましょう。
まとめ
今回はシャルドネの特徴や産地、おすすめの銘柄を紹介してきました。
白ワインを代表する白ブドウ品種として、世界中で支持されるシャルドネ。これからもワイン界を牽引する白ブドウ品種として、発展し続けていくでしょう。
それでは本記事を参考に、美味しいシャルドネのワインを探してみてください。
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