ビーフジャーキーに合うお酒とは?10種類のお酒で試してみました

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スルメ、あられ、ピーナッツなど、酒のアテに欠かせない乾き物。筆者も酒のアテにはよく乾き物を用意していますが、今回のペアリングテーマは、個人的にも大好きな「ビーフジャーキー」との組み合わせです。

旨味が凝縮されたビーフジャーキーは、酒のアテの定番にしている人も多いのではないでしょうか。最近では、コンビニを始め様々な場所で各メーカーから出ている個性豊かなビーフジャーキーが購入できますよね。

子供・大人問わず大人気のビーフジャーキーはどんなお酒と合うのか?全10種類の色々な種類のお酒と組み合わせてみましたので、ぜひご覧ください。

また、以下記事にて、料理の味に合わせたお酒の具体例をご紹介しています。
どんな組み合わせがいいのか迷ってしまう人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください。

参考記事:ペアリングの組合せについて解説

ビーフジャーキーの特徴

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まず始めに、そもそもビーフジャーキーとはどんな食べ物なのかをざっくり説明しようと思います。

ビーフジャーキーは、その名の通り「干した牛肉」を意味します。

名称の由来は、南米の先住民の言語の一つであったケチュア語からきており、日干しした食材の事を指す「チャルケ (charque) 」や「チャルキ (charqui) 」という言葉がインカ帝国から各国に伝わっていき、アメリカに伝わる際に北米人の訛りによって「ジャーキー(jerky)」と呼ばれるようになりました

元々は南米の狩猟民族が作っていた干し肉ですが、現在ではただ干した食べ物ではなく、塩や香辛料などのスパイスを塗布したり、燻製することで香り漬けしたものがビーフジャーキーとしての主流となっています。

お酒と合わせるコツ

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それでは、ビーフジャーキーと合わせるコツについて紹介しましょう。

【ペアリングのコツ】味付けによって選ぶ

実はビーフジャーキーというのは様々な種類があります。そして、商品の種類によって味付けの特徴も異なっているのです。

比較的によく目にするのは、「ピリッと胡椒の辛みの効いたもの」や「塩味ベースのシンプルなもの」、「醤油で味付けられた味の濃いもの」などではないでしょうか。

それに加えて、部位も一般的に主流とされているモモ肉をはじめ、脂身の美味さを感じることのできるバラ肉、赤みの美味さを堪能できるスジ肉など沢山の種類があります。

ちなみに、今回は「塩味のみのシンプルなモモ肉」をチョイスしました。ネタばれにはなってしまいますが、やはり予想した通り、ビーフジャーキー自体は旨味が強く味の濃い食べ物なので、「味が中和される種類のお酒」や「さっぱりとした味わいのあるお酒」と相性が良いようです

ビーフジャーキーとのベストペアリング

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全10種類のお酒との組み合わせを試したところ、ベストペアリングとなったのは「ビール」でした!

干した肉と言えど、やはり肉とビールの相性は格別と言えるところでしょう。絶妙なジャンク感が愉しめるともに、後味もさっぱりとしているので飽きずに何枚でもいける最高のペアリングとなりました。

▼おすすめビールについて詳しく

また、ビールと同じくらいに相性が良いのは「赤ワイン」でした。最近ではお肉に合うワインが商品化されるなど、このペアリングは最早誰もが認める組み合わせですね。ただ、赤ワインであればどれでも合うのは限らないようです。

では、どのような物を選べばいのか?決め手はタンニンだと思われます。タンニンが多いワイン、つまりポリフェノールが豊富なフルボディの赤ワイン等を選ぶことによって、より相性の良い味わいを愉しめると思います。

おすすめは、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールというぶどう品種を使った赤ワインです。

▼カベルネ・ソーヴィニヨンワインについて詳しく
▼ピノ・ノワールについて詳しく

ビーフジャーキーとのワーストペアリング

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今回の組み合わせで最下位となったのは「芋焼酎」でした。芋焼酎独特の香りがビーフジャーキーの横を通り抜けるような感じ、シンプルに例えると「とにかく合わない」という一言に尽きました。笑

もちろん個人的な感想ではありますので、本当にそんなに合わないのか?気になった人はぜひ一度試してみてください。今回は常温のストレートで試してみたので、もしかしたら微妙な種類の違いや飲み方の違いでも変化が楽しめるかもしれません。

試したお酒一覧表

最後に、その他に合わせたお酒を含めて全10種類のぺリングを一覧表にしました。
それぞれのジャンルも組み合わせ次第では違う結果になるかもしれませんが、ペアリングをする際の参考にしてみてください。

※点数:星点数で5点満点で評価

お酒
得点一言メモ
白ワイン★★ジャーキーの個性についてこれない。バランスは悪いかも。
赤ワイン★★★★お互いの長所を上手く引き出している。シンプルに美味しい。
芋焼酎芋焼酎の香りが後にくる。
個性を潰しあっている。
麦焼酎★★★可もなく不可もない感じ。
ビール★★★★★相性抜群!キレのある喉ごし感のあるビールがより合うかも。
ウイスキー★★★★王道の美味しさ。それぞれの味わいが上手くマッチしている。
日本酒★★★特に印象は残らない。ベストマッチと比べると劣る。
レモンサワー★★★さっぱりはするが、組み合わせてしては普通かも。
ブランデー★★★★相性は良い。
飲み方を工夫すればさらに旨味は増すかもしれない。
梅酒★★★★炭酸割りがおすすめ。
梅のさっぱり感が心地よい。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はビーフジャーキーと合うお酒のペアリングについて紹介しました。なお、文中でも紹介しましたが、今回紹介した組み合わせ以外にもビーフジャーキーの種類によって様々な組み合わせが楽しめそうです。

今回のペアリングを一つの参考として、あなた自身で沢山の組み合わせを探してみてくださいね。

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