焼酎初心者にぴったり!飲みやすい米焼酎のおすすめ銘柄9選
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日本人の主食であるお米から作られる米焼酎。芋焼酎や麦焼酎のような独特の香りと癖がないため、飲みやすく、また食事にもよく合うことから焼酎の中でも群を抜いて人気を集めています。
しかし、銘柄が多くてなにを選んだらいいのかわからない、と頭を抱える初心者も多いですよね。
そこで今回は米焼酎について取り上げ、初心者にも飲みやすい米焼酎のおすすめ銘柄をご紹介していきます。
自分用に買いたい方や、贈り物を検討している方もぜひ参考にしてみてください。
また、以下記事にて、焼酎に興味がある人におすすめの焼酎や選び方をご紹介しています。
「自分の好みにあった焼酎を探したい」という方はぜひ参考にしてください。
参考記事:焼酎の種類や特徴、おすすめ銘柄を解説!芋・麦、米の違いを知ろう
目次
米焼酎の特徴
まず米焼酎は、米と麹を原料に作られた焼酎。原料が同じことから日本酒と混同する方も多いですが、正確には日本酒をさらに蒸留して作られるものが米焼酎となります。そのため米焼酎は日本酒に比べ、アルコール度数が高いのも特徴のひとつです。
米焼酎に使用する米の種類はさまざまですが、麹は主に白麹、黄麹、黒麹の3種類が使われています。飲みやすい米焼酎を選ぶ際は、麹や蒸留方法に注目すると良いでしょう。
白麴は米焼酎の中でも主流な種類で、すっきりとした味わいが特徴。黄麹は甘みが感じられ、フルーティーな香りが愉しめます。そして、黒麹は芋焼酎にもよく使われる麹で、深みのある個性的な味わいが特徴です。
また米焼酎には「常圧蒸留」と「減圧蒸留」の2つの蒸留方法がありますが、初心者におすすめなのは減圧蒸留の米焼酎です。
常圧蒸留は、米本来の芳醇な香りと飲みごたえたっぷりな味わいに仕上がります。一方で減圧蒸留はクセのない、華やかな香りを持つフルーティーな味わいに仕上がりますよ。
麹の種類 | 味わい |
白麴 | すっきりとした味わい |
黄麹 | 甘みがあり、フルーティな味わい |
黒麹 | 深みのある個性的な味わい |
蒸留方法 | 味わい |
常圧蒸留 | 芳醇な香りと飲みごたえたっぷりな味わい |
減圧蒸留 | クセのない、華やかな香りを持つフルーティーな味わい |
米焼酎のおすすめ銘柄9選
今回は、以下9種類の銘柄を初心者の方に紹介します。
■ よろしく千萬あるべし
■ 白岳 しろ
■ 白岳 銀しろ
■ 獺祭 焼酎
■ 織月酒造 川辺
■ 大石酒造場 特別限定酒 大石
■ 吟香 鳥飼
■ 高木酒造 十四代 秘蔵 乙焼酎
■ 七田 純米焼酎
どういった味わいなのか、見ていきましょう。
よろしく千萬あるべし
よろしく千萬あるべしは、新潟県を代表する銘酒。製造元は、日本酒で有名な「八海山」の製造元「八海醸造」が手掛けています。
清酒酵母と黄麹を3回に分けて仕込む「三段仕込み」という製法を用いて、もろみの発酵過程に「八海山」の清酒粕をを加えて製造。清酒造りの酒蔵ならではの醸造技術を活かし、上品な吟醸香が漂う、芳醇で旨みたっぷりな味わいが特徴です。
銘柄名には「限りなく多くの福が得られるようにと願う」という意味が込められており、縁起の良い贈り物としても人気があります。特に父の日、敬老の日におすすめな米焼酎となっています。
商品データ
原料:米、黄麹、清酒粕
蒸留方法:減圧蒸留
アルコール度数:25度
白岳 しろ
飲みやすい米焼酎として長年人気をあつめる「白岳 しろ」。120年以上の歴史を持つ老舗酒蔵「高橋酒造株式会社」が製造しています。
米焼酎の名産地で知られる人吉球磨地方に位置し、ミネラルを多く含んだ人吉盆地の清水と厳選した国産米で丁寧に焼酎を仕込んでいます。
淡麗な味わいと、透き通るような上品な味わいが特徴。軽やかな口当たりはさまざまな料理との相性も抜群で、飽きのこない味わいで素材本来の良さを引き出す食中酒にぴったり焼酎となっています。
飲みやすくて、食事に合わせて楽しみたい方におすすめな米焼酎です。
商品データ
原材料:国産米・麹
蒸留方法:減圧蒸留
アルコール度数:25度
白岳 銀しろ
白岳 銀しろは「白岳 しろ」同様、高橋酒造株式会社が手掛ける米焼酎。世界的酒類品評会でも最高金賞を受賞するなど、国際的にも認められた銘柄です。
低温発酵で醸された焼酎に、酒蔵を代表する人気商品「しろ」をブレンドして造られており、雑味のない華やかな香りとスッキリとした飲み口が特徴。ソーダ割りで飲めば、弾ける炭酸と一緒に爽やかな吟醸香が楽しむことができます。
米の味わいだけでなく、しっかり香りも楽しみたい方におすすめな米焼酎です。
商品データ
原材料:国産米
蒸留方法:減圧蒸留
アルコール度数:25度
獺祭 焼酎
獺祭 焼酎は、日本酒「獺祭」の製造元で知られる「旭酒造」が手掛ける米焼酎です。
純米大吟醸「獺祭」の酒粕を蒸留し、酒精の部分のみを抽出している「酒粕取り焼酎」で造られているため、日本酒のような香り高いが特徴。
また低温で長期じっくり熟成させているので、米焼酎特有のまろやかな口当たりと、吟醸酒の良いとこ取りしたすっきりとしたキレの良い味わいを楽しむことができます。
アルコール度数は39%と高めですが、旨味が凝縮した味わいはロックでもスッと飲めちゃうので、男女問わずどなたでも気軽に楽しめるおすすめの米焼酎となっています。
商品データ
原材料:清酒・清酒粕
蒸留方法:ー
アルコール度数:39%
織月酒造 川辺
川辺は、米焼酎の名産地熊本県人吉市で造られた米焼酎。さまざまな酒類品評会でも受賞を果たすなど、酒質の高さはプロも認めるレベルです。
製造元は同市に酒造を構える「繊月酒造株式会社」が手掛けており、国土交通省の水質調査で日本で最も美しい清流にも選ばれた川辺川の水と、川辺川の水で栽培された米ヒノヒカリにこだわって造られています。
味わいは、吟醸酒のような華やかな香りと爽やかな後味、やわらかな口当たりが特徴。米焼酎を飲みなれた方も納得できるワンランク上の米焼酎となっています。
どんな飲み方にも合いますが、ロックで飲めばより上品な香りを楽しむことができます。より上級な飲み方したい方は、前割りがおすすめです。一晩おくことでよりまろやかな味わいを感じられますよ。
商品データ
米:ヒノヒカリ・白麹
蒸留方法:減圧蒸留
アルコール度数:25度
大石酒造場 特別限定酒 大石
大石は、自然豊かな大地から育まれたお米と球麿川の伏流水で仕込まれた長期熟成の米焼酎。製造するのは、熊本県球磨郡に位置する「大石酒造場」です。
通常白麴で製造する米焼酎はスッキリとした味わいが多いのですが、大石の米焼酎はシェリー樽とブランデー樽の中で3年をかけてじっくり熟成させているため、コクのある味わいが特徴的です。
またベストな配分で原酒をブレンドしているため、米焼酎では珍しいモルトウイスキーを連想させるような風味が感じられます。
飲み方は、樽香とコクを最大限に引き出すロックをおすすめ。ウイスキーが好きな方、濃厚な味わいが好きな方におすすめの米焼酎となっています。
商品データ
原材料:ひのひかり・吟のさと・白麹
蒸留方法:減圧蒸留
アルコール度数:25度
吟香 鳥飼
吟香 鳥飼は、球磨焼酎の代表格とされる米焼酎銘柄。米焼酎の名産地である熊本県人吉市に酒造を構える「鳥飼酒造」が手掛けており、400年以上継承されてきた伝統的な製法と培われた独自手法で米焼酎を醸しています。
原材料に使用されるのは、最高峰とされる酒造好適米「山田錦」と「五百万石」。鳥飼のオリジナル酵母と黄麹で仕上げられた味わいはクセがなく、栓を開けた瞬間にフルーティーで芳醇な香りがふわっと立ち上がります。
後味はすっきりとしているので、食事との相性も抜群。焼酎が苦手な方、米焼酎初心者におすすめな入門酒です。ロックのいただくのもおすすめですが、しっかり冷やした水割りもイチオシ。ぐいぐい飲めてしまうので、飲み過ぎには要注意ですよ!
商品データ
原材料:山田錦・五百万石・黄麹
蒸留方法:減圧蒸留
アルコール度数:25度
高木酒造 十四代 秘蔵 乙焼酎
十四代 秘蔵は、世界的にも有名な日本酒「十四代」を製造する「高木酒造」が手掛ける米焼酎銘柄。日本酒「十四代」とともに知名度の高いお酒で、人気の高さから入手困難なプレミアム焼酎とも呼ばれています。
日本酒と同じ低温で発酵させているため、深いコクと旨味が引き出され、やわらかな吟醸酒のような上品が味わいが特徴。
また、意外にもイタリアン料理との相性がよく、食事をしながら楽しめる米焼酎となっています。値段は張りますが、特別な日や、プレゼントに間違いなく喜ばれるおすすめの米焼酎です。
商品データ
原材料:米・米麹
蒸留方法:ー
アルコール度数:25度
七田 純米焼酎
七田は、佐賀県で145年の歴史を持つ「天山酒造」が製造する米焼酎。佐賀県で栽培された高級酒米「山田錦」を使用し、清酒造りで培ってきた製法を活かした焼酎づくりをしています。
黄麹と吟醸酵母で低温発酵し、洋ナシを彷彿とさせるフルーティーな味わいを最大限に引き出しています。口当たりは爽やかで、クセがないので、お酒が苦手な方や女性でも気軽に楽しむことができます。
すっきりと飲みたい方は水割り、より風味を楽しみたい方はロックがおすすめ。肉料理との相性も抜群なので、ペアリングには肉のソテーや煮込み料理がおすすめです。
商品データ
原材料:山田錦・黄麹・吟醸酵母
蒸留方法:減圧蒸留
アルコール度数:25度
まとめ
今回は、初心者でも飲みやすい米焼酎のおすすめ銘柄を紹介しました。
気になる米焼酎はありましたでしょうか?
まずは米焼酎の入り口として飲みやすいものから試してみて、慣れてきたら蒸留方法や麹の種類を変えてみるのも面白いですよ。
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