美味しい自家製レモンサワーの作り方とは?材料やポイントを解説
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居酒屋で定番のレモンサワー。爽やかな飲み口とレモンの酸味がたまりませんよね。
そして最近は、おうち時間が増えたこともあり、自家製レモンサワーの人気が上がっています。
そこで今回は、美味しい自家製レモンサワーの作り方を解説します。
また、以下記事にて、酒マニアが厳選したおすすめのレモンサワーの素をご紹介しています。「レモンサワーの素を購入してみたいけど、どれを購入していいのか分からない」という方はぜひ参考にしてください
参考記事:おすすめ レモンサワーの素12選 !
レモンサワーの人気が上がっている
レモンサワーは、全国的なブームになりつつあります。
日本蒸留酒酒造組合が、全国の男女17,054人を対象にした「平成31年焼酎甲類の飲用実態に関するアンケート」では、「直近1年間でレモンサワーを飲んだことがある人」は79.8%と昨年より5.7%上昇。
「焼酎甲類を主にどのように飲まれていますか?」という質問では、1位「炭酸割り」、2位「果汁割り」と、レモンサワーに関連した飲み方が人気ということもわかりました。
このように、日本ではレモンサワーブームがジワジワと来ており、今後も人気が高まっていくと予想されています。
レモンサワーを作るために適したお酒
レモンサワーの素が売っていたりもしますが、レモンサワーに使用されているお酒が分からず、自分で試しに作ってみようにもお酒の選び方が分からない人もいるでしょう。
そこで、レモンサワーで定番の割り材になっている焼酎とウォッカを解説します。
それぞれ特徴が違うので、上手く使い分けてみてください。
甲類焼酎
焼酎とは蒸留酒の一種で、麦焼酎や芋焼酎、黒糖焼酎など、さまざまな種類があります。
焼酎から造られるレモンサワーは「レモンハイ」「レモンチューハイ」という名称でも親しまれています。
そして、レモンサワーを作るなら甲類焼酎をおすすめします。甲類焼酎は、連続式蒸留器で蒸留し加水した蒸留酒です。
アルコール度数が高く、原料本来の味わいが薄れるため、チューハイやリキュール、カクテル作りに適しています。クセが少ないので、キレのあるレモンチューハイにぴったりです。
ウォッカ
ウォッカとは、大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなど穀物を原材料にした蒸留酒です。
濾過と蒸留を繰り返すため、無味無臭でクセが少ないのが特徴です。焼酎よりもアルコール感が少なく、すっきりとしたレモンサワーに仕上がります。
最近のレモンサワーはすっきり系が流行しており、缶チューハイの氷結やストロングゼロもウォッカベースが主流です。
おすすめのレモン品種
せっかく美味しいレモンサワーを作るなら、レモンにもこだわりたいですよね。
そこで、レモンサワーにおすすめのレモン品種をまとめて紹介します。
リスボン
リスボンは、ポルトガルが原産のレモン品種です。日本でも広島県の瀬戸内を中心に栽培されています。
ジューシーで酸味が強いため、レモン感の強いレモンチューハイを作りたいならリスボンがおすすめです。
ビラフランカ
ビラフランカは、イタリア・シチリアが原産のレモン品種です。日本で最も有名な「瀬戸内レモン」もビラフランカであり、王道のレモンといってもいいでしょう。
酸味のバランスが良く、クセのない美味しいレモンサワーを作りれます。
フェミネロ
フェミネロは、イタリア原産のレモン品種です。まろやかな酸味が特徴で、酸っぱくないレモンサワーを飲みたい人におすすめです。
ユーレカ
ユーレカは、アメリカのカリフォルニアを中心に栽培されている品種です。ジューシーな果実味と芳醇な香りがあり、贅沢なレモンサワーを作りたい時におすすめです。
マイヤー
マイヤーは、オレンジと自然交雑で生まれた品種といわれています。レモンよりも酸味が少なく、オレンジのようなまろやかな甘みが楽しめます。レモンサワーは酸っぱすぎるという人におすすめです。
菊池レモン
菊池レモンは、日本の八丈島や小笠原で栽培されているレモン品種です。マイヤーレモンと同じ系統で、まろやかな酸味とコクのある味わいが楽しめます。フルーティーなレモンサワーを作りたい時のおすすめです。
美味しいレモンサワーの作り方
それでは、美味しいレモンサワーの作り方を紹介します。
焼酎ベースとウォッカベース2種類を解説しますので、好みに合わせて作ってみてください。
レモンチューハイ/甲類焼酎
材料
・甲類焼酎 50ml
・炭酸水 150ml
・レモン 2切れ(くし切り)
・氷
【作り方】
1.レモンをグラスに絞り入れる
2.氷を入れて焼酎、炭酸の順番に加える
3.マドラーをひと回ししたら完成
レモンサワー/ウォッカ
材料
・ウォッカ 50ml
・炭酸水 150ml
・シュガーシロップ お好み
・レモン 2切れ(くし切り)
・氷
【作り方】
1.レモンをグラスに絞り入れる
2.氷を入れてウォッカ、炭酸、シュガーシロップの順番に加える
3.マドラーをひと回ししたら完成
レモンサワーを美味しくするコツ
最後にレモンサワーを美味しく作るコツを紹介します。
ウォッカは冷凍庫、焼酎は冷蔵庫で冷やしておく
まずはウォッカと焼酎も、キンキンに冷やしておきましょう。
アルコール度数が40度以上になると、冷凍庫に入れても家庭用の冷凍庫の温度では凍りません。そのため、ウォッカは冷凍庫で冷やしておくことをおすすめします。トロッとした液体になり、氷点下のレモンサワーが楽しめますよ。
また焼酎は、25度前後のものが多いため、冷蔵庫で冷やします。アルコール度数が高ければ冷凍庫で冷やすのもありです。
グラスは氷で冷やす
レモンサワーは、キンキンに冷えた状態で飲みたいですよね。だからこそ、グラスは冷蔵庫、または冷凍庫で冷やしておきたいところだと思います。
グラスが冷えていると、割り材の温度も上がりませんし、少しシャリっとした飲み口を楽しめるためです。
しかし、家庭用冷蔵庫の場合ですと一緒に冷やしている食材の匂いがグラスに移ることがあります。せっかくのレモンの爽やかな香りが台無しです。
そのため、グラスを冷やすなら氷で冷やす方法がおすすめ。
冷やし方は簡単で、グラス一杯に氷を入れて、グラス表面に軽く水滴が出るまで混ぜるだけです。大体20~30回ほど混ぜれば冷たくなります。溶けた水分だけ流せば薄くならず、キンキンのレモンサワーへと1歩近づきます。
レモンはくし切り、サク搾り
レモンはくし切りにして、芯の部分は取り除いておきます。くし切りにすると、レモンが絞りやすくなるからです。
絞るときはレモンを両手で持ち、皮面を下にし、果肉を潰すようにして一気に絞り出します。絞りすぎるとえぐみが出るため、サッと絞るのがコツです。
絞ったレモンでグラスのフチをなぞる
サクッと絞ったレモンはこの後グラスの中に入れるのですが、入れる前にもう一手間かけることで飲んだ時の香りを格段に良くすることができます。
方法は簡単で、絞ったレモンでグラスのフチをなぞるだけ。
この一手間があるのとないのでは、レモン感に雲泥の差が出ますのでぜひ試してみてください。
先に絞ったレモンを入れる
絞ったレモンを先に入れると、レモンが浮かんでくるのを防げます。より飲みやすくなり、レモンサワーを存分に楽しめるでしょう。
高炭酸を使う
炭酸水は、なるべく高気圧のものを使用しましょう。レモンサワーは爽やかさがウリのお酒です。炭酸が強ければ、爽快感が増し美味しくいただけます。
ゆっくりと炭酸を注ぐ
冷やした炭酸水をゆっくりと注いでください。なるべく氷に当てないようにすると、炭酸が抜けるのを防げます。
バースプーンやマドラーがある場合なら軽く氷をおさえてあげるとより炭酸を守って作れますよ。
すっきりor甘くするには?
レモンサワーをすっきり飲みたい人、甘めに飲みたい人もいるかと思います。
すっきり飲みたい人は、ウォッカベースのレモンサワーがおすすめです。ドライでキレのあるウォッカを使えば、すっきりとしたレモンサワーに仕上がります。
甘めのレモンサワーを飲みたい人は、甲類焼酎を使ったレモンサワーがおすすめです。プラスでシュガーシロップやハチミツを入れると、まろやかな味わいになります。
まとめ
今回は美味しい自家製レモンサワーの作り方を解説してきました。
自宅でも気軽に作れるレモンサワー。お好みの割り材を使って、オリジナルのレモンサワーをお楽しみください!
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