【禁断の贅沢】プリンに合うお酒とは?10種類のお酒で徹底検証してみた結果…
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定番のおやつとして人気のプリン。老若男女問わず愛されているスイーツです。
日本人に馴染み深い食べ物ですが、どんなお酒に合うのか気になりますよね。バーやレストランでは、洋酒と合わせることもあるようです。
そこで今回は、プリンに合うお酒を実際にペアリングしていきます。
プリンとお酒の相性を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、以下記事にて、ペアリングの意味やコツをまとめてご紹介しています。
お酒と料理には相性ついて知りたい人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください
目次
プリンについて学ぶ
プリンとは、牛乳と卵から作られる洋菓子です。欧米ではプディング、またはカスタードプディングと呼びます。
カラメルソースを入れた型に、牛乳や卵、砂糖などで作ったベースを流し込みます。それを蒸して冷やしせばプリンの完成です。
プディング(プリン)が生まれたのは16世紀のイギリスです。当時は大航海時代で、多くの人が大海原に出ていました。
しかし船の上では食料が調達できません。食材を大切に消費することが求められていました。
そこで余った食材の小麦粉、卵、牛乳を混ぜて肉や果物に塗って蒸し、保存食として食べるように。これがプディングの原型といわれています。
カスタードプディングが誕生したのは18〜19世紀のフランスです。
フランス語でプリンは、Crème renverse(クレーム・ランヴェルセ)と呼ばれています。「renverse(ひっくり返した)」という意味があり、出来上がったプリンを逆さにして盛り付けたことが由来です。
日本にプリンが伝わったのは江戸時代後期~明治時代初期のことです。当時は「ポッディング」という西洋料理として伝えられました。
一般家庭で食べ始められたのは1960年代だといわれています。日本ではカスタードプリンが主流で、スーパーやコンビニでよく見かけますよね。
現在は、老若男女問わず愛されるスイーツとして親しまれています。
プリンとお酒と合わせるコツ
プリンとお酒を合わせるコツやポイントを紹介します。
種類で選ぶ
プリンはカスタードだけではありません。
基本的にどんな洋酒にも合わせやすいですが、種類によって個性が異なります。
・イタリアンプリン:チーズケーキのように濃厚。イタリアの赤ワインやブランデーがおすすめ。
・さつま芋プリン:さつま芋の風味が魅力。芋焼酎とよく合う。
・ミルクプリン:牛乳がメインのプリン。牛乳と相性の良いウイスキーがおすすめ。
このように種類によってお酒を選んでみてください。
ソースで選ぶ
プリンにかけるソースもさまざまです。
定番のカラメルならウイスキーや黒ビールなど苦味のあるお酒。フルーツソースなら赤ワインやブランデーなど果実から作られたお酒を選びましょう。
また生クリームや果物を添える場合も、お酒の選び方に注意してください。
プリンと合うお酒(ベストペアリング)
それではプリンとベストペアリングしたお酒を紹介します。
ウイスキー
ウイスキーは、甘みと苦味を兼ね備えた洋酒です。カスタードの甘みとカラメルのほろ苦さと相性が良く、バーやレストランでも定番の組み合わせとなっています。
プリンを食べてウイスキーを飲むのもいいですが、プリンに少量のウイスキーを垂らして食べるものおすすめです。
ちょっと贅沢なプリンになり、濃厚な甘みと香りが口の中いっぱいに広がりますよ。
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ブランデー
ブランデーは、お菓子作りに欠かせない洋酒です。プリンにも使われることがあり、甘いお菓子との相性は抜群です。
口に含むとブランデーの風味とカラメルの苦味がマッチします。アルコール度数の高いブランデーですが、プリンと一緒に食べると甘みが増したような感覚になりました。
赤ワイン
赤ワインは、苦味やコクのあるデザートと合わせられています。特にビターなプリンと相性が良く、カラメルの苦味と赤ワインのタンニンがよく合います。
赤ワインを口に含むと、プリンの甘みをうまく引き立ち、濃厚な味わいが口に広がります。
カスタードプディングよりは、イタリアンプリンなど固くて濃厚なプリンと合わせやすそうです。
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白ワイン
スイーツには、甘いワインがよく合います。特に甘口の白ワインとの相性は抜群です。
今回はすっきりめの白ワインでしたが、プリンの甘みを引き締めてくれ最後まで美味しくいただけました。
ドライな白ワインと合わせるなら、甘さ控えめのプリンにしてもいいかもしれません。
ちなみに、甘口の白ワインはドイツがおすすめです。
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ビール
ビールの苦味とカラメルの苦味の相性は良いとされています。
できるだけコクと苦味が味わえるように、サントリーのプレミアムモルツと合わせてみました。
口に含むと、ビールの苦味がプリンの甘みを引き出してくれ、最高のマリアージュとなりました。ペールエールや黒ビールとも相性が良さそうです。
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日本酒
日本酒とスイーツを合わせるお店も増えてきました。
純米大吟醸や純米吟醸などの日本酒は甘みが強く、プリンとの相性も抜群です。
プリンが日本酒のアルコール感を消してくれ、和スイーツのようにいただけました。
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梅酒
梅酒は牛乳と相性の良いお酒です。梅酒の牛乳割りなどもあり、トロッとした飲み口が味わえます。
そのため、牛乳を使ったプリンとの相性も抜群です。梅酒の酸味が和らぎ、少し甘酸っぱいスイーツになりました。
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プリンと合わないお酒(ワーストペアリング)
プリンと合わなかったお酒を紹介します。
麦焼酎
麦焼酎のドライ感が強すぎて、プリンの甘みをかき消してしまいました。甘みの強い麦焼酎なら合わせやすいかもしれません。
芋焼酎
芋の風味がプリンの風味に勝ってしまいました。悪くない組み合わせですが、かぼちゃプリンやさつま芋プリンの方が合わせやすそうです。
レモンサワー
レモンのすっきり感が強すぎました。スイーツにレモン果汁を入れることがありますが、やはり量が多すぎると甘みが消えてしまいます。プリンを一口食べて、レモンサワーを少しずつ飲むなら合わせやすいかもしれません。
プリンとお酒の種類別の評価・特徴
プリンとお酒の相性を表にまとめてみました。
順位 | お酒 | 評価 | ペアリングの味わい |
---|---|---|---|
1位 | ブランデー | ★★★★★ | お菓子作りに使う洋酒だけあって相性抜群。 |
2位 | ウイスキー | ★★★★★ | 香ばしさとコクがカラメルとマッチします。 |
3位 | 赤ワイン | ★★★ | 濃厚な果実味がプリンの甘みを引き立ててくれます。 |
4位 | 日本酒 | ★★★ | 日本酒の甘みとプリンの甘みの相性抜群。 |
5位 | 白ワイン | ★★★ | 甘い白ワインならウイスキーに匹敵する相性のよさ。 |
6位 | ビール | ★★★ | ビールの苦味とカラメルがよく合います。 |
7位 | 梅酒 | ★★★ | 梅酒の酸味が和らいでまろやかさが増しました。 |
7位 | 芋焼酎 | ★★ | さつま芋プリンやかぼちゃプリンなら相性が良さそうです。 |
8位 | レモンサワー | ★★ | 酸味が強すぎるので、レモン感の少ないレモンサワーがおすすめ。 |
9位 | 麦焼酎 | ★ | ドライ感が強すぎてプリンの風味をかき消してしまいました。 |
まとめ
今回はプリンに合うお酒を実際にペアリングしてきました。
やはりプリンと洋酒の相性は抜群ですね。また日本酒や梅酒など、日本のお酒とも合わせやすいことがわかりました。
ぜひ本記事を参考に、プリンとお酒を組み合わせを楽しんでみてくださいね。
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