桃に合うお酒とは?10種類のお酒で試してみた!
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とろけるような食感と濃厚な甘みのある桃。ちょっと値段は張りますが、ごほうびやお土産として多くの人から愛されています。
今回そんな、「桃」に合うお酒を徹底検証していきます。
10種類のお酒で試しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
桃の特徴
桃はバラ科モモ属の果実です。7月~8月が最盛期で、夏場になるとスーパーに並び始めます。
原産国は、中国西北部の黄河上流の高山地帯です。中国で栽培されていた桃は、4世紀になるとシルクロードを通り欧州へと伝わりました。
日本では縄文時代の遺跡から桃の種が発見されています。その頃は食用や催事に用いられており、貴重な食べ物として扱われていました。
桃が本格的に食べられるようになったのは江戸時代からです。明治時代には甘みのある水蜜桃が輸入され始め、桃の美味しさが向上していきます。
現在日本で栽培されている桃の多くは、水蜜桃を品種改良したものだといわれています。
桃とお酒と合わせるコツ
桃とお酒を合わせるコツを紹介します。
種類で選ぶ
桃は大まかに、白肉種と呼ばれる「白桃」と黄肉種と呼ばれる「黄桃」の2種類に分けられます。
白桃は柔らかい食感でジューシーなのが特徴です。果汁が多く、口いっぱいに甘みが広がります。同じように甘みのあるブランデーや甘口白ワインと合わせやすいでしょう。
黄桃は歯応えのある食感で甘さが控えめなのが特徴です。基本的にどんなお酒とも合いますが、レモンサワーや梅酒など、ほどよい酸味のあるお酒と相性抜群です。
甘さで選ぶ
桃は個体によって甘さが異なります。甘さによって合わせるお酒を変えると、マリアージュしやすいでしょう。
甘さが控えめな桃なら、ほどよい甘みのあるウイスキーや焼酎、もしくは酸味のある梅酒やレモンサワーもおすすめです。
甘みの強い桃は、ブランデーや甘口白ワイン、赤ワインなど甘みとコクが強いものを選ぶといいでしょう。
桃と合うお酒(ベストペアリング)
それでは、桃とのペアリングを10種類のお酒で検証していきます。まずは相性の良かったベストペアリングから紹介します。
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ブランデー
ブランデーは、ワインを蒸留して造られたお酒です。原料はブドウなので、同じフルーツである桃と合わせやすいでしょう。
最近は自家製フルーツブランデーが人気です。ブランデーに好みのフルーツを漬け込むだけで、美味しいフルーツリキュールができます。
今回は桃とブランデーを別々に食べましたが、桃の甘みとブランデーの甘みがうまくマッチ。好みでブランデーの中にカットした桃を入れても、美味しくなると思います!
ウイスキー
ほのかな甘みのあるウイスキーは、桃の甘みと相性抜群です。居酒屋によってはピーチハイボールなども提供されていますよね。
ニッカウヰスキーの公式Twitterでも、「グラスにカットして凍らせた桃を入れ、ウイスキーと冷やした炭酸水を注いだら、フローズン・ピーチ・ハイボールの完成」と相性の良さを公言しています。
今回はストレートのウイスキーと合わせてみました。桃のジューシーさがウイスキーのアルコールをまろやかにしてくれ、飲みやすさが増しました。
次回試すときは、凍らせた桃をウイスキーに入れてロックスタイルで飲んでみたいと思います。
白ワイン
白ワインと桃は定番の組み合わせです。
桃のコンポートには白ワインが使われていますし、白ワインのサングリアにも桃が入っています。
桃のすっきりした甘みと白ワインの酸味は相性抜群。口の中でうまく溶け合います。生ハムなんか乗っけて塩感を足しても最高でしょう。
時間がある人は、桃のサングリアを作ってもいいかもしれないですね。
赤ワイン
赤ワインも、コンポートやサングリアなど桃と合わせる機会の多いお酒です。
白ワインよりも濃厚な味わいが楽しみたい人は、赤ワインを選ぶといいでしょう。
桃と甘みが赤ワインのタンニンをまろやかにしてくれ、バランスの良い組み合わせでした。
また今回は、ピノ・ノワールのワインで合わせましたがスパイス感のあるシラーや同じく甘みのあるランブルスコなどとも相性が良さそうです。
日本酒
日本酒は甘みのあるお酒です。そのため、同じように甘みのある桃と相性抜群です。
最近は、日本酒と桃の果汁を合わせたお酒も販売されています。
桃と日本酒を口に含むと、お互いの甘みが溶け合います。日本酒のコクが桃の旨味を引き立ててくれ、アルコールを感じることもありません。
日本酒が苦手な人でも、飲みやすい組み合わせだと感じました。
麦焼酎
白桃サワーや桃系チューハイには、麦焼酎が使われています。
麦焼酎の爽快感は残しつつ、桃の甘みの楽しめる最高の組み合わせです。
アルコール度数の強い麦焼酎ですが、桃と合わせると角がとれて、まろやかな味わいとなりました。
レモンサワー
桃はほのかに酸味のある果物です。そのため、酸味のあるレモンとの相性も良いとされています。
今回はキリンの発酵レモンサワーと合わせてみました。レモンの味が濃いため、桃の甘みとうまくマッチします。
またレモンの酸味で桃の甘みが引き立ち、より強い甘みを感じることができました。
梅酒
桃はバラ科モモ属の果実、梅はバラ科スモモ属の果実です。
桃と梅はバラ科の果実なので、非常に相性が良いとされています。
また梅は酸味が強く桃は甘みが強いため、うまくバランスが取れるのもポイントです。
実際に合わせてみると、梅の酸味が桃の甘みを引き出してくれます。
酸味の強い梅酒の方が、桃の甘みをより感じ取れそうでした。
ビール
ビールと桃は、意外に相性の良かった組み合わせです。
よく考えてみると、ビールにフルーツを漬け込んだり、果実のエキスを加えたりするフルーツビールもありますよね。
今回はキリンラガービールと合わせてみました。
桃がビールの苦味を抑えてくれるため、非常に飲みやすい組み合わせです。
ビールはアルコール度数もそこまで高くなく、ジュースのような感覚で飲めました。
桃と合わないお酒(ワーストペアリング)
今回合わせた中で、唯一合わなかったのが「芋焼酎」です。
芋焼酎はクセが強く、桃の香りや甘みを打ち消してしまいました。
芋臭さがあるため、フルーティーな香りとは合わせにくいですね。
桃とお酒の種類別の評価・特徴
最後に桃とお酒の相性を表にまとめてみましたので、合わせる時に参考にしてみてください。
順位 | お酒 | 評価 | ペアリングの味わい |
---|---|---|---|
1位 | ブランデー | ★★★★★ | ブランデーの濃厚な甘みが桃とうまくマッチします。ゴージャスな気分にもなれます☆ |
2位 | 白ワイン | ★★★★★ | 白ワインのほどよい酸味が桃の甘みを引き出してくれます。生ハムを乗せて合わせても良いでしょう! |
3位 | ウイスキー | ★★★★ | 桃がウイスキーをまろやかにしてくれます。凍らせて氷代わりに桃を使って「桃ロック」がおすすめです。 |
4位 | 赤ワイン | ★★★★ | サングリアのようで非常に飲みやすくなる組み合わせでした。シナモンなんか入れてスパイス感を出すのもおすすめです! |
5位 | 梅酒 | ★★★★ | 同じバラ科ということもあり相性がよかったです。梅酒の酸味が桃の甘みを引き出してくれます。 |
6位 | 日本酒 | ★★★★ | 日本酒の甘みと桃の甘みの相性がgood。酢酸イソアミル系の日本酒だとあまったるくなってしまうかも? |
7位 | 麦焼酎 | ★★★ | 麦焼酎の角が取れてまろやかな味わいになりました。 |
8位 | レモンサワー | ★★★ | レモンの酸味が桃の香りや甘みを引き立ててくれます。 |
9位 | ビール | ★★★ | ビールの苦味が抑えらえて飲みやすかったです。フルーツビールを連想させます。 |
10位 | 芋焼酎 | ★ | 芋臭さがあり桃の香りをかき消してしまいました。 |
まとめ
今回は桃に合うお酒を検証してきました。
基本的にどのお酒とも相性が良く、楽しい検討となりました。
やはり濃厚で甘みのあるお酒との組み合わせは抜群です。
それでは本記事を参考に、桃とお酒の組み合わせを楽しんでみてくださいね。
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