カンボジアの平和をお酒から復興するジャスミンライススピリッツ

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認定NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)は、17年間の試行錯誤を経て、ジャスミンライススピリッツ「ソラクメール」の完成と出荷を発表した。種類はシンプルなスピリッツと、マンゴーをブレンドしたスピリッツの2種類。

ソラクメールは、IMCCDが復興支援を行ってきたカンボジアの大地で育った世界一の品質であることが認められた「ロムドゥール」品種のジャスミン米やマンゴーを使用して造られる。

製造にあたっては、高温多湿な気候や地産地消の燃料から実現した高温で長時間の蒸溜、徹底した人工物の排除など、カンボジアだから出来たという要素が多く含まれている。

また、発酵過程ではIMCCDの活動を応援している愛媛県の「桜うまづき酒造」の協力もあり、黒麹が使われる。

香味は、パワフルで華やかな香りと旨味が楽しめるようだ。ストレートやロックで飲むのがおすすめだという。

※詳しい作り方などは、ソラクメールのクラウドファンディングが行われているREADYFORのサイトをご覧ください。https://readyfor.jp/projects/prideofcambodia

ジャスミンライススピリッツ「ソラクメール」がつくられた背景は、カンボジア経済の活性化と地雷処理をはじめとする平和的活動を継続的に行うために、世界の頂点を獲れるようなお酒をつくりたいとの思いから生まれた。

IMMCDの代表高山良二氏は、自衛隊退官後の2011年に地雷処理を中心とした現地の復興組織としてNPO、IMCCDを立ち上げ東京ドーム約81個分にもあたる大地を安全な場所に変えてきた。

安全になった場所の一部は田畑になり、農作物も造られるが、単に農作物をつくるだけでは、まだまだ安く買い叩かれてしまう現状もあるとIMCCDはいう。世界レベルの商品をつくることで状況の打破を目指していく。

地道な地雷撤去作業は、何十年もの地道な作業を要する。それは約2,600個もの地雷を処理しているが、カンボジアには未だ400万〜600万個の地雷が残っているためだ。

そんな長い平和への道のりを少しでも支援出来るようになってほしいと、そして良い物をつくることでカンボジアの人たちに自信を持ってもらえるようになって欲しいとつくられたソラクメール。興味のある方はREADYFORを覗いてみると良いだろう。

READYFORはこちら
https://readyfor.jp/projects/prideofcambodia

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