【通向け】アルコール度数が高いウイスキーランキング5選|ハイプルーフ特有の楽しみ方も紹介

【通向け】アルコール度数が高いウイスキーランキング5選|ハイプルーフ特有の楽しみ方も紹介

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蒸留酒の中でもアルコール度数の高さが目立つウイスキー。

40%〜45%が一般的なウイスキーのアルコール度数とされていますが、中には”ハイプルーフ”と呼ばれる高いアルコール度数を持つウイスキーがあることをご存知でしょうか。

そこで本記事では、「アルコール度数が高いウイスキーランキング」と題し、アルコール度数が高いゆえの魅力や楽しみ方、おすすめの銘柄を紹介していきます。

愛好家や通の方から高い人気を誇る、力強い味わいの品々をどうぞご覧ください。

アルコール度数が高いウイスキー “ハイプルーフウイスキー”とは?

アルコール度数が高いウイスキー "ハイプルーフウイスキー"とは?

一般的なウイスキーのアルコール度数が40〜45%とされるなか、アルコール度数がおよそ50%以上を超えてくるものは「高アルコール度数ウイスキー」または「ハイプルーフウイスキー」と呼ばれています。

似た用語に「バレルプルーフ」や「カスクストレングス」もありますが、両者とも樽から取り出されたままのアルコール度数で瓶詰めされた、加水なしのウイスキーを意味するため、結果的に意味合いは同じものとなります。

アルコール度数の高さに由来する、他のウイスキーにはない強烈なインパクトを持つ一杯として、ウイスキー通の間で高く評価されているのが特徴です。

アルコール度数が高いウイスキーの特徴や他の銘柄との違い

アルコール度数の高いウイスキーは通常のものと比べて、風味の濃さや飲み応えある味わいが特徴となります。

通常のウイスキーよりもスパイシーさや甘さが強調されつつ、アルコールの厚みが加わり長い余韻も演出。

また、通常のウイスキーはボトリング前に加水によってアルコール分が調整される一方、アルコール度数が高いものは加水無しまたは控えめなことで度数の高さを保ちます。

よって、水で希釈されることなく、結果的に原酒本来の個性がそのまま楽しめることにつながるのです。

ハイプルーフウイスキーがウイスキー通の多くの方に愛されるのは、これが大きな理由の一つと言えるでしょう。

アルコール度数が高いウイスキーがおすすめの人

アルコール度数が高い銘柄は、主に以下の方におすすめです。

・パンチのある強烈な味わいを好む方
・ウイスキー本来の個性を楽しみたい方
・飲み方による多様な味わいの変化を楽しみたい方

アルコール度数は風味の強さと比例し、アルコール由来のコクや甘み、ピリッとしたスパイシーな印象を感じやすくなるため、パンチの効いた濃厚な味わいが好み方にピッタリです。

また、通常のウイスキーのような加水によるアルコール度数調整後の製品にはない、原酒本来の特徴を押さえたいという通な方にもおすすめです。

そして、次に紹介する飲み方による味わいの変化を豊かに楽しめる点もハイプルーフ特有のメリットと言えるでしょう。

アルコール度数が高いウイスキーの飲み方

アルコール度数の高いウイスキーを楽しむ飲み方で、まずおすすめなのがストレート。

ストレートでありのままの状態を楽しむことで、その芳醇な風味や繊細な余韻がダイレクトに感じられるはず。

ただし、アルコールの強さに慣れていない方は、少量の加水(トワイスアップ)やオン・ザ・ロック、炭酸で割ってハイボールで楽しむのも良いでしょう。

ウイスキーの隠れた味わいが引き立ちつつ、アルコールの刺激が和らぎ口当たりよく楽しめます。

また、ハイプルーフウイスキーは、食後の甘いデザートやスモークチーズなどのおつまみと相性抜群。

度数が高いウイスキーは香りが強く、複雑な風味が長く残るため、おつまみと一緒にゆっくりと時間をかけて楽しむのが醍醐味です。

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アルコール度数が高いウイスキー銘柄5選

アルコール度数が高いウイスキー銘柄5選

それでは、アルコール度数が高く、味わいも絶品なおすすめ銘柄を5つ紹介していきます。

ちなみに、ハイプルーフウイスキーは個性が強く万人ウケもあまり期待できないこともあってか、造り手も生産量を抑える傾向にあります。

よって、生産本数は通常のラインナップと比べて比較的少なめに設定されているため、価格は高く、入手が難しい銘柄もあることは予め押さえておきましょう。

グレンファークラス105

「グレンファークラス105」はアルコール度数60%を誇る、1968年に業界初の「カスクストレングスウイスキー」としてリリースされたシングルモルト。

シェリー樽で熟成されたこともあり、スパイシーさと濃厚なフルーツの香りが一体となってアルコールの厚みと共に感じられます。

ハイプルーフウイスキー定番の品のため、初心者の方にまず挑戦してもらいたい入門編の一品です。

ザ・グレンリベット ナデューラ

200年以上の歴史を誇る名門蒸留所が手がけるバレルプルーフがこちらの「ザ・グレンリベット ナデューラ」。

銘柄名のナデューラはゲール語で「自然な」を意味し、まさに自然の状態に近い、飾らない本来のピュアな個性が楽しめます。

アルコール度数は48%と、ハイプルーフウイスキーの中では低めの仕上がり。

それでも味わいはバレルプルーフ特有の力強さが際立ちつつ、ザ・グレンリベットらしい適度なスモーキーなタッチとバランス感溢れる香味が、見事に表現されています。

アードベッグ コリーヴレッカン

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アードベックのラインナップ中、最もアルコール度数の高い仕上がりとなっている「アードベッグ コリーヴレッカン」。

アルコール度数は57.1%。

元々はアードベッグのファンクラブ限定で流通した一本ですが、その個性あふれる味わいが瞬く間に人気を博し、一般流通することとなった背景があります。

スコッチの中でも特に強烈なピート香を誇るアードベックの味わいがより強調され、スモーキーなピート香が存分に楽しめる、まさにアイラモルトファンにはたまらない一品です。

ブッカーズ

ウイスキー愛好家を虜にしてやまない、プレミアムバーボンを代表する一品がこちらの「ブッカーズ」。

アルコール度数は割水なしの63%。

6~8年熟成樽のなかから、製品化するに相応しい熟成を遂げた原酒を厳選してヴァッティングし、割水や濾過を行わずにボトリングするというこだわりのもと造られています。

それゆえ、製造年によって微妙な違いが香味に感じられるのも、ウイスキー通を魅了し続けている所以となっています。

バーボン特有の甘さとスパイシーさが、強烈なアルコール度数と相まって非常に豊かな味わいを生み出しています。

ラフロイグ 10年 カスクストレングス

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「ラフロイグ 10年 カスクストレングス」は、スコットランドのアイラ島を代表する蒸留所”ラフロイグ” の一本。

アルコール度数は加水無しの56.5%。

ラフロイグの特徴である強烈なピート香が一層引き立ち、余韻には潮や薬品チックな独特の香りが鼻に抜けます。

ストレートでそのまま楽しむのはもちろん、少量の加水で新たな香りを引き出す楽しみもある通向けな一品です。

まとめ

まとめ

高いアルコール度数のウイスキーは、加水の影響をさほど受けていないことで、ウイスキー本来の味わいが存分に楽しめるのが魅力と紹介しました。

ハイプルーフゆえの力強くパンチのある味わいは、ストレートはもちろん、ロックで口当たりよく楽しんでみたり、ハイボールにして爽快に楽しむのもおすすめです。

今回紹介した5銘柄を中心に、ぜひ自分好みの度数の高いウイスキーを見つけてみてくださいね。

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