初心者から愛好家の方まで人気！世界のシングルモルトウイスキーおすすめ10選
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ウイスキーのカテゴリーの一つであり、世界中で人気を博している銘柄の多くが該当するシングルモルトウイスキー。
蒸溜所ごとに個性があり、それぞれの土地や気候、熟成方法によって生み出される味わいが異なることから、ウイスキー愛好家を中心に人気を博しています。
そんなシングルモルトウイスキーについて当記事では、初心者から愛好家の方まで愛されている10個の銘柄を厳選して紹介。
シングルモルトウイスキーの代表銘柄と呼ぶに相応しい品々を、ぜひご覧ください。
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目次
シングルモルトウイスキーとは｜概要と特徴を解説
ランキングに入る前に、まずはシングルモルトウイスキーについて軽くおさらいしましょう。
シングルモルトウイスキーはその名の通り、”大麦麦芽のみを使用して単一蒸溜所で造られた”ウイスキーです。
シングル→「単一」 モルト→「大麦麦芽」
ブレンデッドウイスキーとは異なり、グレーンウイスキーや他の蒸溜所のウイスキーを混ぜることなく、その蒸溜所と原料特有の風味を堪能できるのが最大の魅力です。
＜シングルモルトの代表産地①＞
スコットランド・・・スコットランドはシングルモルトウイスキーの聖地であり、まさに世界の模範とされている代表産地。
特にアイラ島産のものが知名度が高く、独特のピート香で多くの愛好家から人気を博しています。
＜シングルモルトの代表産地②＞
日本・・・スコッチに倣ったスタイルから生まれるジャパニーズウイスキーも、「山﨑」「白州」をはじめ、シングルモルトにて素晴らしい銘柄が多数揃っています。
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【初心者におすすめ】世界のシングルモルト銘柄5選
まずは、シングルモルトウイスキーの中でも比較的飲みやすさがあり、フルーティーでマイルドな初心者でも楽しみやすい味わいの銘柄を紹介します。
グレンフィディック 12年
グレンフィディック 12年は、世界で最も売れているシングルモルトウイスキーであり、業界で最初にシングルモルトを世にリリースしたパイオニアとしても知られています。
仕上がりは鮮やかな緑色の12年ボトルに印象付けられるように、味わいも爽やかな洋梨やリンゴ、清涼感あるほのかなピート感がスコッチらしさを表現。
軽やかな口当たりとフルーティーな味わいが、多くのウイスキーラヴァーに愛されています。
グレンモーレンジィ オリジナル
グレンモーレンジィ オリジナルは、スコットランドのハイランド地方にあるグレンモーレンジィ蒸留所が手掛けるシングルモルトウイスキーです。
1843年創業の歴史を持ち、独自の「キリンの首」と称される背の高い蒸留器を使用。
味わいは、10年間バーボン樽で熟成させることでフルーティーで滑らかな味わいに仕上がっており、バニラや蜂蜜、リンゴの香りが優しく広がるためウイスキー初心者にもおすすめの一本です。
ザ・マッカラン ダブルカスク 12年
ザ・マッカラン 12年は、スペイサイド地方のシングルモルトで、スペイン産のシェリー樽で12年間熟成されてリリースされる一本。
豊かなシェリーの甘さとプラムの風味が特徴的で、口当たりはまろやかでシルキー。
シナモンやナツメグのスパイスがアクセントとなり、繊細なバランスが魅力です。フィニッシュは軽めですが、シナモンロールのような甘みが長く残ります。
入門者にもおすすめの一杯で、友人と楽しむ場面やプレゼントにもピッタリなウイスキーです。
アバフェルディ 12年
アバフェルディ 12年は、スコットランド・ハイランド地方のシングルモルトウイスキーで、フルーティーでクリーンな味わいが特徴です。
ハチミツやスパイスのアクセントが効いており、口に含むとリンゴやメロン、ナツメグのニュアンスが感じられ、フィニッシュまで豊かな風味が続く滑らかな飲み口が魅力的。
元々はデュワーズのブレンドの中心を担うウイスキーとして有名でしたが、このシングルモルトもその名を広めています。
山﨑 NV
山崎 NV（ノンヴィンテージ）は、日本最古のモルトウイスキー蒸溜所である山崎蒸溜所で生まれたシングルモルトウイスキー。
複数の原酒が巧みにブレンドされ、バランスの取れた味わいが特徴です。
まさに日本の四季を連想させるような、多層的なフルーティーさと木の香りが感じられる一本となっています。
【ウイスキー通におすすめ】世界のシングルモルト銘柄5選
次は、特にウイスキー愛好家の間で人気が高い、複雑で個性的な風味を持つシングルモルトを紹介します。
ピート感やスパイス、スモーキーさなど、深みのある味わいが特徴のため、一度ハマるとクセになるものばかりです。
アードベッグ 10年
アードベッグ 10年は、アイラ地方を代表するシングルモルトウイスキーのひとつ。
強烈なピート香とスモーキーさが特徴で、苦手な方にとってはとことん苦手、好みの方にとってはたまらなくクセになる一本と言えるでしょう。
香りには、バンドエイドやユーカリのロゼンジに続いて、潮の香りやピーナッツのニュアンスが感じられます。
ラフロイグ 10年
ラフロイグ 10年は、スコットランドのアイラ島を代表するシングルモルトウイスキーで、強烈なピート香と海藻の風味が特徴です。
元々は漁師たちの好物として親しまれ、潮風とアイラ島特有の泥炭から生まれる独特な味わいが広く愛されています。
口に含むと、燻製された木材や潮の味わいが広がり甘みがほのかに感じられますが、後味にはスモーキーな煙のニュアンスが長く続きます。
ラガヴーリン 16年
ラガヴーリン 16年は、アイラ島の代表的なシングルモルトウイスキーとして知られています。
強烈なピート香とスモーキーさが特徴で、口に含むと海藻やタールのニュアンスが広がり、後からドライフルーツのかすかな甘みが顔を覗かせます。
独自の長い発酵時間とゆっくりとした蒸留が、ラガヴーリンならではの複雑な味わいを生み出しています。
グレンスコシア ダブルカスク
グレンスコシア ダブルカスクは、スコットランドのキャンベルタウン地方にある歴史ある蒸留所、グレンスコシアが製造するシングルモルトウイスキー。
ファーストフィルのバーボン樽で熟成された後、ペドロ・ヒメネス（PX）シェリー樽で仕上げられることで、リッチでスパイシーな風味が引き出されています。
香りにはコーヒーやドライフルーツ、味わいにはキャラメルやバニラの甘さがあり、フィニッシュには重厚なスパイスが続く一本です。
スプリングバンク 15年
スプリングバンク 15年はスコットランド・キャンベルタウン地方のシングルモルトウイスキー。
全てシェリー樽で最低15年間熟成され、ノンチルフィルター、無着色でボトリングされています。
洗練されたバランスが特徴で、余韻にかけては柔らかなピートの煙が心地よく持続。風味の一体感が魅力的な一本です。
まとめ
この記事では、初心者からウイスキー愛好家まで楽しめる世界のシングルモルトウイスキーを紹介しました。
シングルモルトの世界は知れば知るほど深く、今回紹介した銘柄も世界のシングルモルトウイスキーのほんの一部に過ぎません。
皆さんもぜひ、本記事で紹介した銘柄を参考に自分に合ったウイスキーを見つけてみてはいかがでしょうか。
個性がしっかり強い分、一度クセになると抜け出せとことんハマりやすい、”沼”な銘柄が多くあるのもシングルモルトの魅力ですからね。