華やかにお酒を彩る花。「花が舞うリキュール」をレビュー!
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「花を使ったお酒(リキュール)」は、数多くあるものです。
お酒のおいしさと同時に花の美しさを味わえるこのようなリキュールは非常に人気が高く、特にプレゼントなどに向いています。
今回はそんな花を使ったお酒(リキュール)の中から、豊幸園酒造の「花風水~望み~」を取り上げます。
なお、ここで言う「花を使ったリキュール」とは、パルフェタムールのような「花の香りのするリキュール」ではなく、「食用の花が漬け込まれている(あるいは入れられている)リキュール」のことを指します。
目次
豊幸園酒造「花風水~望み~」の真価は「美しさ」にあり!
花が漂い続けるお酒
豊幸園酒造の「花風水~望み~」は、美しい花がお酒の中を漂っている飲料です。非常に特徴的なのは、この豊幸園酒造の「花風水~望み~」の場合、「花が沈み込むことなく、いつまでもお酒の中に漂い続けるものであること」です。
花に限ったことではなく、金箔入りのお酒などでも、花や金箔は底のほうに沈殿します。当たり前ですが、花や金箔は「重さ」があるため、沈み込んでしまうのです。
このため、商品の画像を見たときには花や金箔が浮かんでいるように見えても、実際に購入するとほとんど目立たず、期待外れになってしまうこともあります。
しかし豊幸園酒造の「花風水~望み~」は違います。
豊幸園酒造の「花風水~望み~」の場合、商品の画像と同じく、きちんと花が浮かんだ状態を「維持」できます。「振った瞬間だけ花が舞い踊る」というものではなく、「そのまま静かに、振動を与えずに置いておいても、花が沈み込むことがない」という特性を持っているのです。
詳しくは後述しますが、このようなことができるのは、豊幸園酒造の「花風水~望み~」が「少し粘性のある、ジェルっぽい質感」であるからです。このため一度舞った花は沈み込むことなく、ずっととどまり続けてくれます。
インテリアとしても最適
豊幸園酒造の「花風水~望み~」は「インテリアリキュール」とも言われています。
この類のものに疎い人間であっても、豊幸園酒造の「花風水~望み~」の箱を開け、手に取った時は、その美しさに思わず声があがるほど美しいお酒です。
インテリアグッズとして非常に高いレベルにあるお酒であり、その美しさは手放しに賞賛するに値します。キラキラと細かい花びらが舞い踊る様は、見ている人の心を楽しくさせてくれることでしょう。
風水パワーで運気アップ!
ちなみに豊幸園酒造ではこのお酒を、「風水パワーを持っているお酒であり、運気を上げるための色を採用している」としています。
「花風水~望み~」の場合は、黄色・金色・白で、金運アップやリラックスをもたらしてくれるとしています。
また、豊幸園酒造の「花風水~望み~」のアルコール度数は15パーセントなのですが、この「15」という数字もまた、風水では縁起の良い数字だとされています。
他の花のリキュールとの違い
「菊の専門家」が手掛けたお酒
「豊幸園酒造」という名前からは想像しがたいかもしれませんが、この会社は実は菊を得意としている園芸店なのです。
園芸店としての歴史はかなり古く、今から65年ほど前に豊幸園の全身となる「牛田園芸」が設立されました。そして2000年からは、菊の品種改良に力を入れています。この会社が作り出した菊は、さまざまなコンクールで優秀な成績を収めています。
そんな「菊の専門家」である会社が、食用花を開発し、お酒の中に入れたのが「花風水~望み~」なのです。
園芸に長く関わっており、また花を漬け込んだ飲料を何度も飲んできた人間であっても、「これほどに美しくエディブルフラワーを処理しているお酒は、なかなかない」「普通の使い方をした場合、もう少し色がくすむ。しかしこのお酒は、美しい色を保ち続けている」と絶賛できるほどのレベルです。
「園芸店が作っているお酒」という予備知識は持たずに試しましたが、その花の美しさはあまりにも印象的で、他のものとは一線を画します。着色料不使用で、この美しさは賞賛に値します。
豊幸園酒造の花リキュールの種類
今回は「花風水~望み~」を試していますが、豊幸園酒造では他にも花を使ったリキュールを出しています。簡単に紹介しておきましょう。
幸せの赤い糸 | トウガラシを赤い糸に見立てたもの。味のベースはワイン |
桜舞う | 「Gold」と無印のものがある。桜の花びらを使っている |
夜桜舞う | 黒糖と青梅のフレーバーのリキュールに、桜の花びらを使ったもの |
陽気なフェリーチェ | カレンデュラと菊の花びらを使ったもの |
ときめきフェリーチェ | カレンデュラと菊の花びらを使ったもの。陽気なフェリーチェよりも色味が薄い |
花風水~結び~ | カレンデュラと菊の花びらを使ったもの。「望み」よりも色味が深い |
シャッフルール | 3種類の花を使ったもの |
フローリスト | オレンジ・黄色・白の花が入っているもの |
また現在は販売が中止されていますが、大きなカレンデュラが入ったお酒なども出されていました。水中花のような美しさがあると評判だったものです。
豊幸園酒造の「花風水~望み~」を試飲!
ここからはいよいよ、豊幸園酒造の「花風水~望み~」のレビューをしていきます。
花びらが沈殿しないうえに、金箔もお酒の中を浮き泳ぐため、外見が非常に上品かつゴージャスで、とても美しいのが特徴です。テイスティングに参加していた人からは、「掛け値なしに、こんなに美しいお酒は見たことがない」という声が上がるほどでした。
香りは?
香りはしっかりありますが、強すぎることはありません。
豊幸園酒造の「花風水~望み~」は少し情報にゆらぎがあります。「パイナップルフレーバーだ」としているところもあれば、「みかんフレーバーだ」としているところもありますし、「アップルフレーバーだ」としているところもあります。
ただ、一番多いのは「パイナップルフレーバー」という記載ですし、実際に飲んでみたときもパイナップルのような風味を感じました。人によっては、「みかんの缶詰などのシロップの香り」と感じる人もいるかもしれません。
味わいは?
豊幸園酒造の「花風水~望み~」は、15度という一般的なワイン以上の度数を誇るお酒です。見た目に反してアルコールは強く、非常に「お酒的」です。
花びらはザクザクシャキシャキとした食感であり、非常に個性的で、また楽しめます。お酒全体はジェルのように柔らかいとろっとした食感で、ゼリーのようにも感じます。
味は、ごく甘口の日本酒のフレーバーを少し感じさせるものですが、白ワインのようなさわやかな飲み口もあります。度数が高いので、ジェルっぽい舌ざわりに反して味に辛みもつき、飲みやすく仕上がっています。
この類のお酒は甘い物も多いのですが、豊幸園酒造の「花風水~望み~」ならば男性でも楽しめるでしょう。パーティー会場や同窓会などに持っていくと注目されるお酒です。また、ライトを浴びてもきれいです。
飲み方は?
ソーダで割る方法もありますが、それを入れてもなお、花はきちんと舞い続けます。
南国を思わせるフルーティーなフレーバーになりますし、炭酸を入れることで香りがよく開きます。また、割ることでアルコール度数が調整されて飲みやすくなり、パーティーなどにより向く味わいとなるでしょう。ランチのときに楽しむお酒としても活躍させられます。炭酸割は非常におすすめです。
まとめ
類稀な美しさを誇る豊幸園酒造の「花風水~望み~」、まだ試したことのないという人はこの機会にぜひ手に取ってみては?
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