たこ焼きに合うのはビールだけじゃない?お酒とのペアリングを試してみた!
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関西のソウルフードとして知られるたこ焼き。
お店で食べるだけでなく、自宅でタコパをしたことがある人も多いと思います。
たこ焼きは出来立てアツアツを食べると、最高に美味しいですよね。そして、たこ焼きを食べる時は、一緒にお酒を飲むという人もいるでしょう。
定番のビールもおすすめですが、意外なお酒もたこ焼きにマッチングするんです。
そこで今回は、たこ焼きにマッチするお酒をまとめて紹介します。たこ焼きとお酒の組み合わせを楽しみたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、以下記事にて、どんな特徴のお酒と食べ物が合うのかをご紹介しています。
素敵なペアリングを生み出すコツついて知りたい人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください。
参考記事:お気に入りのペアリングを見つけよう!
目次
たこ焼きの特徴や歴史
たこ焼きとは、小麦粉の生地の中にたこや薬味を入れて、球体に焼き上げた大阪のソウルフード。ソースやマヨネーズ をかけて食べるのが一般的ですが、出汁や明太マヨなどアレンジの幅も広い食べ物です。
そしてたこ焼きの発祥は、大阪府西成区の「会津屋」です。1933年、創業者の遠藤留吉氏はラジオ焼き(スジ肉を入れたたこ焼きに似た料理)をアレンジし、牛肉を入れた「肉焼き」を販売します。
その後1935年に、タコと鶏肉を入れる「明石焼き」に影響を受け、「たこ焼き」を開発。当時は小麦粉を出汁でといた生地に、たこや鶏肉を入れて仕上げていました。
生地にしっかりと味がついているため、何もかけずに食べていたそうです。そのため、「会津屋」では現在も、ソースをかけないたこ焼きを販売しています。
戦後はソースが普及し、たこ焼きにソースをかけるお店が増えたため、現在のようなたこ焼き文化ができあがったと言われています。
たこ焼きに合うお酒を選ぶには?
たこ焼きには「ビール」というイメージがありますが、お店によって味や食べ方が異なるので、それぞれに合わせたお酒を選ぶのがベストです。
例えば、たこ焼きの元祖と言われる「会津屋」は、ソースなしで食べるのが基本。そのため、素材の味を活かせるお酒を選んだ方がいいです。
まずは自分の馴染みのお店の味を想像してみてください。また自宅で作る場合は、どんな味付けにするのかを決めましょう。
キムチを入れるのか、チーズを入れるのか、具材によっても合うお酒は変わってきます。
次の章からは、たこ焼きに合うお酒を実際にペアリングしていきたいと思います。
アツアツのたこ焼きには定番のビールがおすすめ
どんな味付けのたこ焼きにも合うのがビールです。たこ焼きと言えばビールをイメージする人も多いのではないでしょうか。
アツアツのたこ焼きに、キンキンに冷えたビールを流し込めば、1日の疲れも吹き飛びますよね。
その上でおすすめなのが、「アサヒスーパードライ」です。
おすすめのお酒①:アサヒ スーパードライ
その名の通り「辛口」「キレのよさ」があり、濃厚なソース味をリセットできます。味付けの濃いたこ焼きでも、パクパクといけちゃいます。
アサヒの公式ホームページにも「キレがありすっきりしており、何杯でも飲める味」」と記載されているほどです。
アサヒスーパードライは、他のメーカーに比べて辛口ドライなので、どんな料理にも無難に合います。もちろん出汁で食べるような、たこ焼きにもぴったりです。
実際にペアリングして楽しんでみると「鉄板の組み合わせだな」と実感しました。たこ焼きに合わせるお酒で悩んだら、まずビールを用意してみるといいでしょう。
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ソース味に合わせるなら濃いめの赤ワイン
ソース味のたこ焼きには、濃いめの赤ワインがおすすめです。
たこ焼きソースは、果実や野菜、スパイスを調合して作られ、甘みや酸味があります。
そして赤ワインも、ブドウの果実を使用し、スパイシーで甘みや酸味が感じられます。
そのため、実は一見意外化もしれませんがたこ焼きソースと赤ワインの相性は抜群なのです。
その上でおすすめしたい赤ワインが「ベリンジャー・ファウンダース・エステート・ジンファンデル」です。
おすすめのお酒②:ベリンジャー ファウンダース・エステート・ジンファンデル
ベリンジャーはアメリカ・カリフォルニアの名門ワイナリーで、「ワインスペクテーター」誌のワイン・オブ・ザ・イヤーを、赤ワインと白ワインの両方で受賞した経験があります。
そしてこの赤ワインは「ジンファンデル」というブドウ品種を使用しています。
カリフォルニアワインと言えば、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローをイメージする人も多いですが、実は「ジンファンデル」はカルフォルニアでメジャーなブドウ品種なんです。
チェリーやラズベリーのような果実味が特徴で、たこ焼きソースの甘みと似た部分があります。またスパイシーさもあるため、たこ焼きソースのスパイス感との相性も抜群です。
実際に「ジンファンデル」は、アメリカでも「甘めのソースと合う」と言われており、たこ焼きに合うことは間違いないでしょう。
実際にたこ焼きと合わせてみると、口の中でバランスよく調和し、赤ワインの甘みとスパイシーさが、たこ焼きの旨味を引き出してくれました。
ワインが好きな方は、たこ焼きと赤ワインのペアリングがおすすめです。ぜひ宅飲みをする時に試してみてください。
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プレーンのたこ焼きとシャブリ(白ワイン)もおすすめ
ソースなしのたこ焼きや、出汁でたこ焼きを食べるなら、意外と白ワインもおすすめです。
天ぷらと白ワインを合わせる和食店もありますが、小麦粉と具材という点では、似ている部分がありますよね。
また「魚介には白ワイン」という定説もあり、タコと白ワインの相性の良さは間違いないでしょう。ただし白ワインによっては、魚介の生臭さが増すものもあるので注意が必要です。
その上でおすすめしたい白ワインが「シャブリ ウィリアム・フェーブル」です。
おすすめのお酒③:シャブリ ウィリアム・フェーブル
ドメーヌ・ウィリアム・フェーブルは、白ワインの代表的なぶどう品種「シャブリ」を取り扱う生産者のなかでもトップクラスのドメーヌです。
キレキレの酸味と柑橘系のニュアンスはシャブリのお手本といわれるほどピュアな仕上がりと言われています。
元々シャブリは、生牡蠣、エビなどの魚介、チキンなどの淡泊な肉料理、ハーブなどと相性が良いワインです。たこ焼きは、タコが入っていて、淡泊な小麦味であり、ネギを載せて食べるニュアンスや魚介の旨味出汁を合わせることなどを考えると相性は間違いないでしょう。
初めに少し食べる分や、濃い味に飽きてきた時などに、試して欲しい食べ合わせです。
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まとめ
今回はたこ焼きにマッチするお酒を紹介してきました。ビールのイメージが強いたこ焼きですが、赤ワインや白ワインとの相性もぴったりでした。
タコパを開催するときはビール以外にもワインを購入してみても幅が広がって面白そうです。また味付けを変えれば、焼酎やウイスキー、梅酒などほかのお酒とも相性の良い組み合わせが見つかるかもしれません。
それでは本記事を参考に、たこ焼きとお酒のペアリングを楽しんでみてくださいね。
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