おさえておきたい!日本のクラフトビール人気銘柄7選
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日本でも人気が高まっているクラフトビール。最近はスーパーのビールコーナーでも、よく見かけるようになりました。
しかし、普通のビールと一体何が違うのでしょうか?
ラベルが可愛いから!美味しいらしいから!で飲んでみるのも一つですが、どんなものがクラフトビールと言われていて、どんな種類があるのかなどを知っておけば、よりビールを楽しめます。
そこで今回は、日本のクラフトビールに焦点を当て、これだけはおさえておきたい!というクラフトビールを紹介していきます。
目次
クラフトビールとは?
クラフトビールとは、小規模生産でこだわりのあるビールを指します。昔は「地ビール」とも呼ばれていましたが、現在はクラフトビールとして売り出されていることがほとんどです。
クラフトとは英語で「技術」「工芸」「職人」という意味があります。まさに職人の手仕事が味わえる、ちょっと贅沢なビール。現在では大手メーカーもクラフトビールを造りはじめ、小規模生産ではないものも登場しています。
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日本のクラフトビールの歴史
日本でクラフトビールが造られ始めたのは、1994年の酒税法が改定されてからです。それまでは年間2000kl以上を製造しなければビールの製造免許が下りないと定められていました。要するに大量生産のできる大手メーカーしか、ビールを作れなかったということです。
そして1994年に酒税法が改定。製造量が年間60kl以上であればビールの製造免許が取得できるようになりました。年間2000klから60klから大幅に規制緩和され、ビール製造を行うブルワリーが一気に増えたのです。一時期は400以上もブルワリーが誕生し、クラフトビール(当時は地ビール)の市場も伸びて行くかと思われました。しかし中には、質の悪い地ビールも多く生産され、1998年をピークに地ビール業界は衰退していきます。
それでも品質の良いビールを造りたいというブルワリーや、一部のファンの頑張りにより「クラフトビール」と名前を変え、日本に再ブームが起こります。実はクラフトビールが脚光を浴び始めたのは、10年ほど前のことです。
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日本ではクラフトビールがブーム
日本ではクラフトビールが息を吹き返しました。しかし、なぜクラフトビールが注目されるようになったのでしょうか?
きっかけとなったのはアメリカのクラフトビールブーム。アメリカでは自宅でビールを造ることが許可されています。個人でクラフトビールを製造して楽しむ、そこから小さなブルワリーを設立する、という流れもあり、一気に人気が爆発したのです。そこから世界中にクラフトビールのブームが飛び火し、日本にもやってきました。
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日本のクラフトビール人気銘柄を7つ紹介
それでは、日本を代表するクラフトビールを7つ紹介したいと思います。クラフトビール初心者にもおすすめできる銘柄もあります。ぜひ参考にしてみてください。
紹介する人気銘柄一覧はこちら。
■ エチゴビール フライングIPA(エチゴビール株式会社)
■ COEDO 紅赤(協同商事コエドブルワリー)
■ 小麦のビール(銀河高原ビール)
■ よなよなエール(ヤッホーブルーイング)
■ ベアレン クラシック(ベアレン)
■ 志賀高原 IPA(玉村本店)
■ 箕面ビール スタウト(箕面ブリュワリー)
エチゴビール フライングIPA(エチゴビール株式会社)
エチゴビールは日本で一番最初に誕生した「地ビール」です。1994年に酒税法が改定後に発売され、現在でも不動の人気を誇っています。
エチゴビールでは様々なクラフトビールを製造しており、その中でも特に目を引くのが「FLYING IPA」です。エチゴビールの看板商品の1つで、パッケージには「全国第一号ビール」と書かれた昭和レトロな雰囲気と龍がビールを持つ目を引くデザインが両面的あり印象に残るパッケージとなっています。
味わいはIPAらしいガツンと抜ける苦味とアメリカスタイルな爽やかな香りが特徴的です。
COEDO(協同商事コエドブルワリー)
コエドブルワリーは、埼玉県にあるクラフトビールを製造する人気ブルワリーです。6種類の定番ビールや様々なブランドとコラボレーションしたビールなどを製造販売しています。
おすすめは「紅赤-Beniaka-」。ブルワリーがある埼玉県の川越伝統の紅赤芋を使用したビールで、フルーティーで香ばしい、スイートポテトのような甘みが楽しめます。
また、定番6種類はかなり香味のバリエーションに富んでいるため飲み比べにも最適です。
小麦のビール(銀河高原ビール)
銀河高原ビールが造る「小麦のビール」はへ―フェヴァイツェン、いわゆる白ビールです。
日本で一般的なラガービールをはじめ、ほとんどのビールは大麦を多く使用して造られますが、「小麦のビール」は文字通り「小麦」を使い醸造されます。
味わいは、非常にフルーティーです。バナナのような香りから始まり、口に含むと小麦の甘さが優しく穏やかに広がります。
またホップを使用が控えられているので、苦みは少なく、ビールが得意でない方にもおすすめです。
よなよなエール(ヤッホーブルーイング)
「日本のクラフトビール」と聞くと、まず「よなよなエール」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?スーパーやコンビニに行くと、必ずといっていいほど売られていますよね。
製造をしているのはヤッホーブルーイングで、創業者は星野リゾート代表の星野佳路氏です。「ビールに味を!人生に幸せを!」をいうキャッチフレーズで、日本のクラフトビール業界に参入し、成功をおさめています。
よなよなエールは、王道のアメリカンペールエールです。グレープフルーツを彷彿させるフレッシュ感と柔らかなモルトの甘みが特徴。香りも芳醇で長い余韻を楽しませてくれます。カクテルのように飲みやすいので、ビールが苦手な人にもおすすめのクラフトビールです。
コンビニで気軽に購入できるので、ぜひ試してみてください。
クラシック(ベアレン)
ベアレンは岩手県にある醸造所です。2015年に開催されたビアジャーナリスト協会主催の「世界に伝えたい日本のクラフトビール」コンテストでグランプリに輝くなど高品質なビールが作られています。
おすすめは、「クラシック」。本格的なドイツのラガースタイルで日本のラガーとはまた違ったコクと苦みをもったビールです。
クラシックにとどまらずですが、ヨーロッパの伝統的なスタイルを尊重した手造りの本格派ビールで、日本の一般的なビールで楽しみきれないような、ホンモノのビールの魅力にあふれています。
志賀高原 IPA(玉村本店)
志賀高原は、元々酒蔵だった玉村本店が手がけるクラフトビールです。全てのビールが酵母入りで、なんとも酒蔵らしいビール造りを行っています。中には酒米を使用したビールもあり、日本を代表するクラフトビールとして人気です。
一番人気は「志賀高原IPA」で、カラメルのような香りとコク深い苦味が、クラフトビールファンの心を掴んでやみません。また酵母入りですので、飲むときは8〜13度くらいの、やや高めの温度で飲むと、さらに旨味を感じることができます。
ビール好きだけでなく、日本酒好きにも飲んでもらいたいクラフトビールです。
箕面ビール スタウト(箕面ブリュワリー)
その名の通り、大阪箕面市で造られるクラフトビールです。世界のビールコンテストでも数々の賞を受賞し、人気も急上昇しています。
スタウトビールは濃厚で甘みのあるスウィートスタウトと、キリッと苦味が強いドライスタウトがあります。箕面ビールは後者ですが、苦味だけでなくチョコレートのようなアロマがあり、スウィートスタウトとドライスタウトの良いところを掛け合わせたようなクラフトビールです。
苦味が好きな人やカラメルのような苦甘いのが好きな人は、ぜひ試してみてください。
まとめ
今回は日本のクラフトビールについて解説をしてきました。ブルワリーごとに特徴が異なり、いろんなクラフトビールを試してみたくなったのではないでしょうか。
本記事で紹介した商品を参考に、自分好みのクラフトビールを見つけてみてくださいね。
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