秋田県の日本酒を厳選ピックアップ!!【銘酒シリーズ】
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日本有数の米どころが誇る、「美しい」日本酒。秋田と言えば「秋田美人」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
全国屈指の「美人のパワースポット」として、その名をとどろかせてきた秋田県。
しかし!美しいのは、女性だけではありません!
米どころとして知られる秋田県は、酒どころとしても非常に有名なエリアです。
酒蔵もたくさん存在しているので、県内では多くの「美酒」に出会うことができます。
今回は、そんな秋田県の「美酒」の中でも、特におすすめな日本酒をピックアップしました。センスの良さが感じられる秋田の地酒は、一生に一度は味わっていただきたい逸品です!!
秋田県には、東北における「一番」な酒蔵がいくつか存在します。現存する一番最古の酵母が生みだされた「新政酒造」、東北で一番最初に秋田の伝統手法を見出した「両関酒造」、県内随一の平均精米歩合を誇る「山本合名会社」など!見どころ満載な「美酒王国」となっています。
どうしてここまで勢力の強い「お酒の国」を建国してこられたのか。
まずは秋田の日本酒が美味しい理由から、紐解いていきましょう!
また、以下記事にて、初心者の方でも飲みやすい日本酒の選び方を紹介しています。
「自分の好みに合った日本酒を探したい」という方はぜひ参考にしてください。
目次
秋田のお酒がうまい理由
秋田のお酒が美味しい理由は、いくつか存在します。
【潤沢な水資源】
理由の一つとして、豊富な水資源に恵まれていることが挙げられます。
日本酒の原料となるお米も、山々に磨かれたきれいな水によって育てられるため、多くのブランド米が生産される「お米のメッカ」となっています。
【「秋田流低温発酵」がもたらす味わい】
地元ならではの伝統製法「秋田流低温発酵」もまた、秋田にうま酒が多い理由の一つとなっています。
「秋田流寒造り」とも言われているこの手法は、秋田ならではの寒冷な気候をうまく利用しています。もろみの発酵に時間をかけて低温で醸される秋田のお酒は、秋田美人のお肌のようにキメが細かく、やさしい口当たりの淡麗な味わいとなります。
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秋田でおさえるべき蔵元はココ!!
「美酒王国」としても、確固たる地位を築き上げた秋田県。
たくさんの酒蔵が存在していて、どの蔵元からトライして良いのか迷ってしまう方!まずはじめに「一番」なお酒から味わってみることをおすすめします。
東北におけるお酒造りの開拓者 「新政酒造」
秋田県の西部にある全国的に有名な酒造。1852年創業の由緒正しい蔵元で、秋田県のお酒を味わうのであれば必ずチェックするべき酒蔵です。
東北酒の開拓者となったゆえんは、「きょうかい6号」という「きょうかい酵母」の発見にあります。
「きょうかい酵母」とは、日本醸造協会が頒布しているお酒用の酵母のこと。「きょうかい6号」は、別名「新政酵母」とも言われています。現存する「きょうかい酵母」の中でもっとも古く、寒い東北で
しっかり活動してくれる初めての酵母でした。
ホームにて醸される「新政酵母」のお酒には、いくつかのタイプが存在しています。
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おすすめ銘柄!「新政No.6 R-type」
新政酒造自慢の定番商品。「No.6」シリーズは、「きょうかい6号」の魅力が存分に味わえる商品となっています。
中でも R-typeは、主張は控えめですが、味に芯を持った純米酒です。キレのある後味が特徴的で、地酒としての特徴をもった商品となっています。
また、R-typeは市場でも非常に人気なため、時期次第では入手するのが難しい品となっています。インターネットで入手をするか取り扱いのある酒屋さんで販売について確認するのがいいでしょう。
商品データ
原材米:吟の精、酒こまち
タイプ:純米酒
精米歩合:65%
アルコール度数:14度
おすすめ銘柄!「新政No.6 X-type」
新政酒造が醸す「No.6」シリーズで、最高峰のモデルです。
「豪華」を意味する「EXcellent」から命名された商品で、新政らしさが全面に出た、酒造きっての代表作となっています。「No.6」の中でも「キレイな日本酒」となっています。
こちらもR-typeと同様、市場に出てきてもすぐに売り切れてしまう希少な品です。入手方法についてはR-typeと同様、様々な方法をチェックしましょう。
商品データ
原材米:吟の精、酒こまち
タイプ:純米酒
精米歩合:45%
アルコール度数:14度
伝統製法の生みの親!「両関酒造」
秋田県南部の穀倉地帯でお酒を醸している、1874年創業の蔵元です。
実は「秋田流低温発酵」の生みの親でもあります。両関酒造が開発した醸造技術は、県内をはじめとする各蔵元に伝えられ、今では東北にある多くの酒造が、この技術を用いてお酒造りを行っています。
さまざまなお酒大会でたくさんの栄冠を手にしてきた両関酒造は、国内のみならず、世界規模の大きなコンペティションにも参加経験があるため、海外にもJapanese Sakeの造り手として知られるようになりました。
世界にも名をとどろかせている両関酒造の、特に注目して頂きたい商品をご紹介します。
おすすめ銘柄!「両関 純米酒」
「両関 純米酒」は、数ある「両関」シリーズの中で、秋田県産の食用米「ゆめおばこ」100%使用したこだわりの商品です。
食用米ではありますが、酒米で醸されたお酒に負けないぐらいの美酒となっています。爽やかな香りとフルーティーな味わいが特徴的な純米酒。日本酒ビギナーや、女性でも手軽に楽しめる商品となっています。
商品データ
原材米:ゆめおばこ
タイプ:純米酒
精米歩合:59%
アルコール度数:16度
県内一、お米を磨く「山本合名会社」
秋田県最北の町にてお酒を醸しています。1901年創業の、純米酒に特化した蔵元です。
山本合名会社では、よく磨かれたお米が使われていて、蔵全体の酒米の平均精米歩合は53%となっています!お米一粒一粒のほぼ半分が削られていることになります!
お酒大会の最高峰である全国新酒鑑評会においては、金賞を受賞した経験もある実力派の蔵元です。全国の酒蔵では、酒米の王様「山田錦」がもてはやされていますが、山本合名会社では、「山田錦」を使わないお酒造りに励んでいます。
おすすめ銘柄!「山本 ピュアブラック」
山本合名会社では「白瀑(しらたき)」という銘柄が有名ですが、「山本」シリーズも外せないブランドです!
「山本 ピュアブラック」は、破産寸前だった蔵元を立て直した、救世主的な純米吟醸酒となっています。ほのかな果実香や、がっしりとした風味を感じられる仕上がりとなっています。
商品データ
原材米:酒こまち
タイプ:純米吟醸酒
精米歩合:50~55%
アルコール度数:16度
まとめ
今回は秋田の日本酒をご紹介しました。美女・美米・美酒の三拍子がそろった秋田県。
訪れた際はぜひ、秋田の地酒も味わってみてくださいね。
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