ピザに合うビールやワインをペアリング|ピザとビールの相性には秘密があった!
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世界中で愛されているピザは、カリッとした生地にトロトロのチーズが美味しいですよね。
日本でもスーパーやコンビニの冷凍ピザや宅配ピザが定番となっています。
そしてピザを食べる時は、ビールやワインと一緒に楽しむ人も多いのではないでしょうか。熱々のピザとお酒があれば、至福の時を味わえます。
そこで今回は、ピザに合うお酒を実際にペアリングしてみました。ピザとお酒を楽しみたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
また、以下記事にて、料理の味に合わせたお酒の具体例をご紹介しています。
どんな組み合わせがいいのか迷ってしまう人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください。
参考記事:ペアリングの組合せについて解説
目次
ピザの特徴や歴史
ピザは小麦粉の生地に具材とチーズをトッピングして焼き上げた料理です。
おしゃれな料理のイメージがありますが、歴史は古代エジプトにまで遡ります。
当時は小麦粉を水で溶いて発酵させ、焼き上げたものを食べていました。これがパンの原型であり、この調理法は世界中に広まっていきます。
16世紀に入るとイタリアで小麦粉の生地にラードやニンニク、香辛料を乗せて焼いたピザの原型のなるものが作られ始めます。
16世紀後半になるとトマト栽培が盛んになり、生地にトマトをトッピングするようになります。その後は、チーズやバジルもトッピングされ始め、イタリア・ナポリの街はピザで有名になっていくのです。
そして19世紀後半になると、イタリア系移民によってアメリカにもピザが上陸。その後、アメリカでは宅配ピザの「ドミノピザ」が誕生し、ピザはアメリカの経済を回し始めます。
今では「アメリカ=ピザ」というイメージも定着し、ピザ大国として世界を牽引しています。
日本でピザが食べられ始めたのは戦後からです。諸説ありますが、1954年に東京・六本木で開店した「ニコラス」が初めてのピザ専門店だと言われています。
日本でピザが浸透したのは1970年代から。ファミリーレストランが次々に誕生し、ピザは人気メニューとなりました。
そこから冷凍ピザやチルドピザが普及し、日本の家庭でも楽しめるようになったのです。
ピザとお酒を合わせる時のコツ
それではピザとお酒を合わせるコツを紹介します。
【ペアリングのコツ(1)】生地の原材料で選ぶ
ピザの土台となる生地にはビール酵母が使われています。そのためピザとビールの相性は抜群です。
どんな具材を乗せても土台の生地はビール酵母なので、合わせるお酒に迷っているならビールを選びましょう。
ただしピザの中にはビール酵母を使用していない生地もあります。コンビニやスーパーで売られている安いピザには、ビール酵母が入っていない可能性がありますので注意してください。
【ペアリングのコツ(2)】ソースの味で選ぶ
ピザの味の決め手はソースです。そのためソースとお酒を合わせるとマリアージュしやすいでしょう。
トマトソース | 苦味のあるビールや酸味のある赤ワイン |
ジェノベーゼ | イタリアの辛口白ワイン |
ホワイトソース | 重みのある白ワイン |
ソースの味と色をお酒と照らし合わせれば、おのずとマリアージュするお酒が分かってきます。
【ペアリングのコツ(3)】チーズの種類で選ぶ
お酒とチーズの組み合わせは鉄板なので、チーズの種類でお酒を選ぶのもありです。
カマンベール | フルーティーなビール、濃厚な赤ワイン |
ゴルゴンゾーラ | フルーティーな白ワイン |
ゴーダ | 香りが高い日本酒、辛口の白ワイン |
チーズの種類でピザの味や香りが大きく変わるため、チーズとのマリアージュも頭に入れておきましょう。
それでは次の章からは、ピザとお酒をペアリングしていきたいと思います。
トマトベースのピザにはビール
マルゲリータなど、トマトベースのピザにはビールがおすすめです。
シンプルなトマトベースのピザは、生地とお酒を合わせるといいでしょう。
ピザの生地にはビール酵母が使われているため、ビールは鉄板の組み合わせです。
イタリアでもレストランに行くと、食前にビールを頼む人が多いです。炭酸には食欲増進効果があるため、ピザも美味しく食べられます。
ピザに合わせるビールは、香りが高く味が濃いものを選ぶといいでしょう。
おすすめしたいお酒「プレミアムモルツ」
プレミアムモルツは効率よりもうまさを追求するサントリーのプレミアムビールです。
ヨーロッパのダイヤモンド麦芽やアロマホップを贅沢に使用し、香り高くコク深い味わいに仕上がっています。
ビールの味や香りが最大限に味わえるため、シンプルなトマトベースのピザと相性抜群です。
実際に合わせてみると、ピザの後味とビールの旨味が絶妙にマッチします。
素材の味を邪魔せず、味がしっくりと馴染みます。やはりビール酵母を使っているピザ生地との相性は最高でした。
ジェノベーゼベースのピザにはイタリアの辛口白ワイン
ジェノベーゼベースのピザには、イタリアの辛口白ワインがおすすめです。
ジェノベーゼはイタリアの港町ジェノバが発祥です。昔からイタリアワインと合わせてきた歴史もあり、鉄板の組み合わせと言えるでしょう。
辛口の白ワインは、ジェノベーゼとチーズのオイリー感をほどよく流してくれます。バジルの清涼感を残しつつ、ピザを美味しく食べられるでしょう。
おすすめしたいお酒「カポラボーロ ソアーヴェDOC」
カポラボーロ ソアーヴェDOCは、スイスの本社を構えるシェンク・イタリア社が手掛ける辛口の白ワインです。
イタリアに4つのワイナリーを所有し、ヨーロッパ全土に製造拠点を持つ巨大なワイナリーです。
カポラボーロ ソアーヴェDOCはは、ハチミツやマーマーレードのような香りとレモンやミネラル感のある後味を楽しめます。
実際に合わせてみると、ジェノベーゼピザの濃厚さをワインがさっぱりと洗い流してくれ、バジルの味わいをダイレクトに感じられました。
程よくオイリー感やチーズの旨味が残るため、ピザとの相性は抜群です。
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ホワイトソースのピザには重めのシャルドネの白ワイン
ホワイトソースのピザには重めのシャルドネがおすすめです。
ホワイトソースは濃厚でクリーミーなので、樽の香りが溶け込んだ果実味のあるシャルドネとよく合います。
樽の香りにはバニラ感もあるため、乳製品のホワイトソースとの相性は抜群です。
おすすめしたいお酒「ロス ヴァスコス シャルドネ」
ロス ヴァスコス シャルドネは、ボルドー1級シャトー ラフィットが手掛けるチリワインです。
ラフィットの技術を取り入れ、高品質で低価格のチリワインを生産し続けています。
ロス ヴァスコス シャルドネは、フルーティーながらフレッシュさが味わえる白ワインです。バナナや柑橘類のような香りと程よい酸味が楽しめます。
実際に合わせてみると、クリームの濃厚さとシャルドネの芳醇さがよく合います。シャルドネの果実味がクリームに負けることなく、きれいに調和しています。
フレッシュさが強めなので、もう少し果実味が強いものを選んでも美味しいと思いました。
まとめ
今回はピザに合うお酒をペアリングしてきました。
ピザはビールやワインと相性が良く、特にビールはどんなピザとも合わせやすいです。
ぜひ皆さんもピザとお酒のペアリングを試してみてくださいね。
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