残ったワインを保管するポイントとは?保存に便利なおすすめアイテムも紹介!

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ワインをボトルで開けると、飲み残してしまうことがあります。

早めに飲んだ方がいいのは明白ですが、どのくらいの期間もつのか気になりますよね。

そこで今回は、開栓したワインの保存方法や長持ちさせる方法を紹介します。

あわせて、飲めなくなったワインのアレンジ方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ワインを開けると酸化が始まる

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ワインを開けるとすぐに酸化が始まります。酸化とは、空気に触れることでワインが変化していくことを指します。

もちろん、熟成期間が長いワインやタンニンが強いワインは、グラスを回して少し酸化させ、まろやかな味わいにすることもあります。

しかし、酸化が進みすぎると味わいや香りが薄れ、ワイン本来の魅力が失われてしまいます。

特に香りをウリにしているワインは、大きな影響を受けてしまうでしょう。

そのため、ワインを保存する時は酸化を抑制することが大切です。

開封後に残ったワインを美味しく飲める期間は?

開封後に残ったワインを美味しく飲める期間は、ワインによって異なります。

種類日数
赤ワイン3日〜5日
フレッシュな白ワイン1日〜3日
コクのある白ワイン2日〜4日
スパークリングワイン1日〜2日
開栓後の保存期間の目安は上記の通りです。

またワインの残量によっても保存期間が変わります。ワインの残量が少ないと、ボトル内の空気の量が多くなり酸化が進みやすくなります。

そのため、ワインが半分以下の場合、目安に限らず早めに飲んだ方がいいでしょう。

残ったワインを長持ちさせる方法

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ここからは残ったワインを長持ちさせる方法を紹介します。

基本的には遅くとも2~3日で飲み切れることがベターですが、紹介する方法でより長い間ワインの美味しい状態を保てるでしょう。

ワインセラーに入れる

ワインを飲む機会が多い人は、ワインセラーを活用してみてはいかがでしょうか。最近は1万円台のワインセラーもあり、気軽に購入できます。

ワインセラー は、ワインの最適な温度・湿度で保存してくれる優れものです。予算に余裕がある人は、ぜひワインセラーを使ってみてくださいね。

▼なぜワインセラーが必要!?失敗しないワインセラーの選び方とおすすめメーカーを紹介

冷蔵庫で保存する

ワインはなるべく、温度の低い場所で保存することが大切です。ワインセラーがあればいいですが、無い場合は冷蔵庫でも代用できます。

ボトルを寝かせると空気に触れる面積が増えるので、立てて置くのがベスト。開け閉めが少ない方のドアポケットに入れて保存してください。

コルクやスクリューキャップで栓をする

元から付いていたコルクや、スクリューキャップでしっかりと栓をしましょう。

コルクの場合は、空気が入ってくる可能性があるため、ラップなどを巻きつけてから差し込むと密閉度が上がります。

なるべく、きつめに栓をして空気が入らないようにしてください。

真空ポンプを使う

数日で飲みきれないという人や普段からよくワインを飲むという人は、真空ポンプを活用してみましょう。

真空ポンプとは、ボトル内の空気を吸い出し、真空状態にしてくれるワイングッズです。ボトル内の空気が薄くなるため、酸化のスピードを遅らせることができます。

誰でも簡単に使えるので、美味しい期間を長く保ちたい人におすすめです。

小さな瓶に移し替える

ワインを小さな瓶に移し替えれば、空気に触れる面積を減らせます。

ハーフボトルのワインや小さなペットボトルなどを取っておくと便利です。

最初から飲みきれないことが分かっているなら、開けた直後に移し替えておくとワインを長期間楽しめるかもしれません。

味が落ちたワインの活用方法

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ワインの酸化が進むと味が落ちます。そんな時は、アレンジを加えてみてはいかがでしょうか。

こちらでは、味が落ちたワインの活用方法を紹介します。

カクテルにアレンジする

カクテルにアレンジすれば、まだまだ美味しく飲めます。

フルーツを入れてサングリアにしたり、ジュースと割ってオリジナルカクテルにしたりと、アレンジ方法は自由自在。ワインの味は落ちていますが、他の割り材がサポートしてくれるため、美味しく飲めます。

料理に使う

ワインは料理酒として活用できます。洋食の煮込み料理には、必ずといっていいほど赤ワインを入れます。ワインは食材の臭みを消し、柔らかくしてくれます。

料理が好きな人は、赤ワインを使ったレシピを作ってみてはいかがでしょうか。

ワインビネガーを作る

ワインビネガーとは、ブドウ果汁から作られるお酢です。ブドウ果汁を発酵させたものがワインですが、そこから酢酸菌で発酵させるとワインビネガーとなります。

ワインビネガーの作り方は簡単です。

【1】ワイン4に対しお酢1を混ぜ合わせる
【2】冷暗所で3ヶ月前後熟成させる
【3】表面の膜を取り除いたら完成

時間はかかりますが、置いておくだけなので誰でも作れます。

ただし雑菌が繁殖しやすいため、瓶を煮沸消毒するなど衛生面には十分注意してください。

ワイン塩を作る

ワイン塩は、ワインから作られる塩のことです。スーパーでも、ゆず塩や抹茶塩、山椒塩などバラエティ豊かな塩が売られていますよね。
ワイン塩を使えば、いつもの料理がワンランクアップします。

ワイン塩の作り方は以下の通りです。

【1】ワイン2に対し塩1をフライパンに入れる
【2】弱火で水分がなくなるまで加熱する
【3】サラサラの塩になったら完成

ワイン塩は、肉料理やチーズとの相性抜群です。ワインのおつまみ作りにも活躍してくれるでしょう。

入浴剤としてお風呂に入れる

ワインをお風呂に入れて「ワイン風呂」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ワインには、引き締め効果のあるタンニン、血行促進するビタミンP、お肌の潤いに大切なミネラルが多く含まれています。

ワイン風呂に入れるワインは、100~300mlが目安です。また温度は36〜38度と低めに設定してください。温度が高すぎると、アルコールが気化して酔いやすくなってしまいます。くれぐれもアルコールアレルギーの方やお酒に弱い方は注意が必要してください。

果物を洗う

ワインは果物を洗う時に活躍してくれます。赤ワインに含まれるレザベラトールには殺菌作用があり、大腸菌やサルモネラ菌を殺菌してくれます。

果物を衛生面が気になる人は、ワインで洗浄してみてはいかがでしょうか。

油のシミ消し

白ワインは油のシミ消しに活用できます。床にできた油のシミは、白ワインを含んだ雑巾で擦ってみてください。白ワインの酸とアルコールが作用し、油のシミがきれいに取れますよ。

コバエ退治

キッチンのコバエ退治に、赤ワインが活躍してくれます。赤ワインの味や香りにつられるコバエの特性を利用して、コバエトラップを作ってみましょう。

【1】ワインをお皿に注ぐ
【2】ラップをかける
【3】爪楊枝でラップに複数の穴を開ける

このトラップを使えば、ラップの中に入ったコバエは出てこられません。キッチンのコバエが気になる人は、ぜひ作ってみてくださいね。

まとめ

開けた後の残ったワインを保管するポイントとおすすめアイテムを紹介 イメージ画像

今回は、開栓したワインの保存方法や長持ちさせる方法を紹介してきました。

ワインを飲む機会が多い人は、正しい保存方法を知っておくことが大切です。

またアレンジ方法を知っていれば、ワインが酸化するのも怖くないですよね。

それでは本記事を参考に、ワイン生活を楽しんでみてくださいね。

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