食事の締めにぴったりな食後酒のおすすめ銘柄10選

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食後の余韻を楽しませてくれる食後酒。フランスでは多くの国民に浸透していて、生活の一部として親しまれています。

食後酒は胃に満腹感を与え、消化を促してくれる役割もあります。いわば食後のデザートのような物で、食事の締めくくりに高い満足感を得られます。また、食後にゆっくりと時間かけて嗜めるので、ホッとした至福なひと時を送ることができるのです。

今回は食後酒について取り上げ、食事の締めにぴったりな食後酒のおすすめ銘柄をご紹介します。食後酒をお探しの方は参考にしてみてください。

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食後酒におすすめなお酒とは?


食後酒におすすめなお酒はワインブランデーリキュール、そして日本酒です。

海外では一般的に、食後に甘口なワインやブランデーを飲みます。一方で、日本では食事の最後に日本酒を飲む方がいますが、これも食後酒といったところですね。

どちらにも共通しているのは、度数が高く、そして甘口だということです。加えてサッパリした味わいの物よりも、フルーティもしくは濃厚な味わいが食後酒におすすめです。

濃厚で甘みのある食後酒は、デザートを食べたかのような幸福感と満足感が味わえるので食事の締めにぴったりなのです。

▼食後酒の選び方を詳しく知りたい方はこちら
どんなお酒が最適?食前酒・食後酒の選び方

食後酒におすすめな銘柄10選


それでは、食後酒におすすめな銘柄を紹介していきます。
それぞれの特徴も合わせて解説しますので、参考にしてみてください。

スリーブリッジズ

スリーブリッジズは、アジア最大規模のコンクール「ジャパン・ワイン・チャレンジ」で2回デザートワイン部門の最高賞を受賞してる貴腐ワインです。貴腐ワインとは世界最高峰の甘口ワインで、貴腐香と呼ばれる独特な香りと凝縮された濃厚な甘みを持ちます。

製造元は、オーストラリアのカラブリア・ファミリー・ワインズという家族経営の蔵元です。代々にわたり量よりも品質にこだわったワイン造りを行っており、過去に女王叙勲賞を受賞したこともある実力派です。

世界最高峰の貴腐ぶどうの濃厚な甘味に、ハチミツやアプリコットのような爽やかな酸が感じられます。また、高価な貴腐ワインのなかでも比較的にお手頃な価格で購入できますので、食後の貴腐ワイン入門酒としてもおすすめです。

シャトー・リューセック

シャトー・リューセックは、世界3大貴腐ワイン産地「ソーテルヌ地区」の一級畑で造られた貴腐ワインです。名門バロン・ド・ロスチャイルド家が所有しており、世界的に高い知名度を誇ります。

品質に対して厳しい基準を設けており、基準に満たさないぶどうだった場合はワインを生産しないというこだわりっぷりです。

味わいは3種のブドウ品種をブレンドしているため、深みのあるブーケの香りが特徴。ハチミツ、オレンジやパイナップルなど濃厚な果実味を連想させるとろ~りとした口当たりが楽しめます。

値段は張りますが、特別な日や非日常感を味わいたい時におすすめな食前酒です。

ノーザン・アイスヴィダル

世界で最も有名なアイスワイン造り手「ジェイミー・マクファーレン」によるワインブランド。カナダのオンタリオ州にたった2軒しかないアイスワイン専業ワイナリーの1つです。

アイスワインとは、貴腐ワインと並びに世界的な評価を受けている甘口ワインです。糖度を高めるために、ぶどうを凍らせて収穫することから「アイスワイン」と名付けられたそうです。

ボトルは北極星と白くまをモチーフにしており、古くから旅人の道しるべとなる北極星の星座から「大切な人のもとに迷わずにたどり着く」というロマンチックな意味合いも込められています。

桃の香りがもっとも特徴ですが、それに加え林檎、洋梨、バニラの芳醇な香りも感じられます。また甘いだけではありません。濃厚な甘~い果実味のあとに来る酸味が口の中を引き締めてくれるので、調和のとれた味わいを楽しむことができます。

食後酒として飲むのもいいですし、食後のデザートと一緒に楽しむのもおすすめです。

デッラ・ヴァーレ 15年

イタリアの定番食後酒グラッパ。日本ではあまり馴染みがありませんが、蒸留酒の一種で、ワイン造りに使用されるぶどうの絞りかすから造られています。
デッラ・ヴァーレは、1983年にワイン醸造学者のロベルト・デッラヴァーレ氏によって創業されました。グラッパの伝統産地イタリアピエモンテ州で年間約40万本を生産し、欧州を中心に世界各地に輸出しています。

一般的に流通しているグラッパの多くは熟成期間の若いものが多いですが、今回おすすめするグラッパは熟成15年もの。ブランデーのように深い琥珀色が特徴で、まろやかな口当たりとドライフルーツを連想させる甘い味わいが口の中に広がります。

ストレートでいただくと原料であるぶどうの風味が楽しめます。ちょっと変わった飲み方がしたい場合は、「カフェ・コレット」というコーヒーのエスプレッソとグラッパを組み合わた愉しみ方もありますよ。

食後にホッとした一息をつきたい方、長くお酒の余韻に浸りたい方におすすめな食後酒です。

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カルヴァドス・ポム・ド・イブ ドメーヌ・ド・コックレル

フランスのノルマンディー地方で造られたカルドヴァスです。

カルヴァドスとは世界三大ブランデーの1つです。リンゴを原料に造られており、フランス北西部ノルマンディー地方で造られた物、かつ厳しい基準をクリアした物のみカルヴァドスと名乗ることが許されます。リンゴの芳醇な香りと味わいから、世界的に根強いファンも多いのです。

そんなカルドヴァスの中でもひと際存在感が放ちているのが「カルヴァドス・ポム・ド・イブ」。カルヴァドス・ポム・ド・イブと言えば、瓶の中にリンゴがまるごと入っていることが最大な特徴です。どうやって中に入れたのか疑問に思う方が非常に多いのですが、実はリンゴの実が小さいうちに木の枝を瓶の口に通したからなんです。

そうすることでリンゴが瓶のなかで成長していき、このような可愛らしい姿になります。またリンゴを封じ込んだことで香りと味わいが一段と深まり、マイルドでフルーティーな味わいが楽しめます。

紅茶との相性も良く、割って飲んだり、ビターなチョコレートと合わせてみたりと様々な愉しみ方が出来ます。ブランデーが苦手な方でも飲みやすく、食後酒でブランデーにチャレンジしてみたい方におすすめの食後酒です。

サントリー ヘルメス グリーンティ

ヘルメス グリーンティは、京都宇治で採れた抹茶と玉露を丁寧に漬け込んで作り上げた和素材のリキュールです。1950年代に販売以来、変わらぬ製法と味わいを提供し続けています。

鎌倉時代前期頃から歴史を持つ伝統のある宇治産の玉露を原料に、香りを損わないよう石臼で引かれた抹茶と中性スピリッツに漬け込んでいます。その後濾過を行い、ブランデーやシロップを加え、緑茶から抽出した色合いはそのままに、そしてどこか昔ながらの味わいが感じられます。

牛乳やクリームと相性が良く、抹茶ミルクにするとアルコール感が抑えられます。度数が高いお酒が苦手な方、男女問わず楽しんでいただける一本です。宅のみが増えた昨今、幅を広げてくれるおすすめの食後酒です。

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杏露酒

杏露酒は、50年以上愛されてきたロングセラー商品。国産のあんずを100%使用し、自社独自の漬込技術で製造されています。

あんずで仕込んだ原酒のコクと深みに、ブレンドしたハチミツの甘みが絡み合い、口に溶け込む甘酸っぱい濃厚な味わいが魅力です。濃厚さを味わいたい方はストレート、すっきりと飲みたい方はソーダやジャスミンティーと割っても美味しくいただけます。

フルーティな味わいを好む方や寝る前の一杯、女性の方におすすめの食後酒です。

出羽桜 純米大吟醸 雪女神 四割八分

出羽桜は、山形県で造られた日本酒です。製造元は1855年からの歴史を持つ出羽桜酒造で、「吟醸酒ブーム」を巻き起こした酒蔵としても知られています。

日本酒初心者でも分かる美味しい日本酒をポリシーに高品質な酒造りを行い、お手頃な価格にも関わらず高い酒質が評判を呼んでいます。

出羽桜が手掛けるラインアップの中でも、出羽桜 雪女神 四割八分は食後酒に向いた日本酒です。使用するお米は、山形県初の大吟醸向け品種として育成された「雪女神」。精米歩合を48%に磨き、透き通った飲み口と、バナナを思わせるフルーティな味わいに仕上げられています。

価格は純米大吟醸にしてかなりお手頃で、日常的に食後酒を飲みたい方におすすめです。

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玉川 Time Machine タイムマシン

玉川は、京都府京丹後に酒蔵を構える木下酒造が製造する日本酒です。

製造元の木下酒造は、天保13年から約175年にわたって代々酒造りを継承し、時間軸と温度の違いによる味の変化が楽しめる日本酒造りを行っています。様々な料理との相性も良く、知る人ぞ知る日本酒銘柄です。

なかでもこちらは、江戸時代からの伝統製法で造られた酒度-90の純米酒です。酒度とは日本酒の飲み口を表す指標で、0を基準にマイナスが大きければ大きいほど甘口になります。

一般的に甘口と呼ばれる日本酒は酒度表記でマイナス30前後対して、こちらの商品は酒度が驚異の-90です。非常に甘く、日本版のデザートワインとも言えます。

ひと口飲むと舌にまとわりつくような濃厚な甘みがたまりません。アイスクリームにかけると驚くほど美味しいので、甘党な方におすすめな食後酒です。

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大関 十段仕込み 純米大吟醸酒

兵庫県の酒造メーカーが手掛ける日本酒。全国新酒鑑評会において16年連続で金賞を受賞しており、製造本数が少なく希少が高いお酒です。

大関 十段仕込みは、酒造好適米のキングと呼ばれる「山田錦」を100%使用し、高度の温度管理と十段仕込みという熟成の技術を要する製法で造られています。非常に手間暇のかかる製法で、熟練の職人にしかできないお酒とも言われています。

通常の日本酒造りでは三段~四段仕込みに留まっていますが、大関はさらに何段階もの仕込みを重ねています。そのため、貴腐ワインを彷彿とさせるトロリとした口当たりと蜂蜜のような甘みを生みだしています。

甘くて飲みやすいので、プレゼントにも喜ばれるスイーツのような食後酒です。洋食はワイン、和食は日本酒で締めくくりたい方におすすめです。

まとめ

今回は、食後酒にふさわしいおすすめの銘柄を10選紹介しました。

気になる食後酒はありましたか?

まずは得意なジャンルから飲んでみて、食後酒の幅を広げてみてはいかがでしょうか。

口の中に広がる食後酒の余韻に浸り、ぜひ食後の至福なひと時をお過ごしください。

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