【お酒好き必見】つらい二日酔いの原因と対処法、NG行動とは?
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お酒を飲みすぎて二日酔いがつらい、もうお酒は飲まないと誓っても、また二日酔いになってしまう人もいるかと思います。
お酒好きにとって二日酔いは切っても切れないものですが、いつまでも二日酔いに苦しめられたくはないですよね。
そこで今回は、二日酔いの原因や治す方法、NG行動を解説していきます。
二日酔いで悩んでいる人や、これからお酒を飲むという人は、参考にしてみてください。
目次
二日酔いの症状
二日酔いは、お酒を飲み過ぎた後に起こる不快症状のことです。
人によって症状や度合いも変わりますが、一般的には頭痛や吐き気、嘔吐、筋肉痛、下痢などの症状が現れます。
いわゆるお酒の強さによって、どれぐらい飲んだら二日酔いになるかも変わってくるので、お酒に弱いと自覚のある人や、ついつい飲みすぎてしまう人は気を付けたいところですね。
▼「酒豪」と「下戸」の違いは?どこからがお酒に強いのかを解説
二日酔いのメカニズム
続いては二日酔いのメカニズムについて理解しておきましょう。
二日酔いになる理由は、自身のアルコール分解能力を超えてアルコールを摂取するからです。
肝臓がアルコールを分解する過程で「アセトアルデヒド」という有害な物質が発生します。この物質こそが二日酔いの頭痛や吐き気の症状を引き起こす原因の元です。
そのため、肝臓も身体を守るために、このアセトアルデヒドを無害な酢酸へ、最後には炭酸ガスと水へと分解し排出を進めます。
しかし、アルコールを過剰に摂取しすぎると、肝臓がアセトアルデヒドを処理しきれません。血液中のアセトアルデヒド濃度が高くなり、二日酔いの症状が発生・悪化してしまいます。
つまり、自分がどれぐらいアルコールを分解できる能力があるのかを抑え、血中のアルコール濃度を下げることをすれば、二日酔いの予防になるということです。
ちなみにアルコールの分解能力は遺伝子は決まります。そのため後天的に分解能力が大きく変わることほぼありません。
自分がお酒に強いのかどうかを調べるのは検査キットを使うと簡単に調べられますので、興味のある方は調べてみてください。
▼お酒に強い、弱いはどうやって決まるの?原因や調べ方を解説!
二日酔いを早く治す方法
メカニズムが分かったところで二日酔いを早く治す方法を3つ紹介します。
水分補給をする
アルコールには利尿作用があり、身体の中にある水分が一気に奪われてしまいます。
水分量が下がると、相対的に血中のアルコール濃度が高くなり、二日酔いになりやすくなってしまいます。そのため、体内の水分を補うために、お酒を飲むシーンでは十分な水分補給が大切です。
飲む量の目安は、飲んだお酒と同量程度と言われています。
水を挟むことで全体的にお酒を飲む量も減るので、二日酔いの予防として効果的な方法ですね。
また、お酒を飲んだ翌日、二日酔いが起こってしまった時は、電解質や塩分を含む飲み物がおすすめです。スポーツ飲料やトマトジュース、みそ汁などを飲んでみてください。
そのほかにも、アルコールを飲むとしばらく肝臓が糖分を作ることができなくなってしまいます。そのため、アルコールの消化を促進させる、果糖を含んだオレンジジュースやグレープジュースなどを飲むこともおすすめです。
肝臓に良い食べ物をとる
肝臓の調子を整えることにより、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解が早くなります。
要するに肝臓を元気にする食品を摂取してアセトアルデヒドの分解を促進しようというわけです。
中でも、アミノ酸とビタミンB1は肝機能の回復に効果的と言われます。
まずは、アミノ酸。特にアミノ酸のアラニンという成分が肝臓機能の回復に効果的とされます。
含まれている食材にシジミが挙げられていますが、なんとなく「二日酔いにはシジミの味噌汁」という通説があるのは、このアラニンなどが一つの要因なのかもしれません。
続いて、ビタミンB1です。実は、アセトアルデヒドの分解には大量のビタミンB1がエネルギー源として消費されます。
より、早くアルコールを分解しやすい状態にするために、ビタミンB1を摂ると良いでしょう。
ビタミンB1は、きのこや豚肉、豆類に多く含まれます。飲んでいるときは良いですが、二日酔いになった後に肉料理はなかなか喉を通りません。
そんな時は、あらかじめ効果的な栄養素をサプリメントなどで摂取して予防しておく良いかもしれません。二日酔いに特化したサプリメントも登場しているので、二日酔いに悩まされている方はチェックしてみてください。
関連記事:お酒と食べ合わせが悪い食べ物とは?良い食べ物で二日酔いを予防しよう
市販薬や専用のドリンクを飲む
二日酔いになってしまった、薬や専用のドリンクを飲むのも効果的です。
お酒を飲む前に摂っても、お酒を飲んだ後に飲んでも効果はありますので、飲み過ぎたと思ったら帰り道にコンビニなどで専用のドリンクを1本買って置くと心強いでしょう。
ただ、そうは言ってもお酒を飲みすぎるシーンでそこまで冷静なことも少ないかもしれません。
そんな方はアルピタンなどの二日酔い症状を緩和する市販薬を常備しておくことをおすすめします。
起こりやすい症状別におすすめの市販薬をまとめた記事もあるので、二日酔いに悩まされることが多い方はチェックしてみてください。
二日酔いの時にNGな行為
二日酔いを治す方法を紹介しましたが、逆に悪化させてしまう行為もあります。ここからは、二日酔いの時にNGな行為を解説します。
刺激のある食べ物を避ける
二日酔いの時に、ハイカロリーなものを食べて元気になろう!としていませんか?
油っこいものや辛いものなどを二日酔いの時に食べると、症状を悪化、特に嘔吐や気持ち悪いといった症状がひどくなる危険性があります。
アルコールの刺激は、胃や肝臓の機能が低下させます。その状態で刺激の強い食べ物を食べると消化しきれず、さらに症状を悪化させるかもしれません。
例えば焼肉や揚げ物など消化が悪いもの、辛みの強い料理など刺激的なものは避けた方がいいでしょう。食べるなら消化に良いゼリーやおかゆなどをゆっくり食べるようにしてください。
迎え酒をする
「迎え酒で二日酔いが治る」というのは迷信です。むしろ肝機能がさらに低下して、脱水症状も悪化してしまいます。
酔うことで、気分が良くなって緩和されたように思いますが、当然体内ではさらに症状が悪くなっています。
こうなると負のスパイラルと言わざるを得ません。アルコール依存症にも近づいてしまうので、絶対に辞めましょう。
飲むなら水や経口補水液、オレンジジュースがおすすめです。
入浴する
お風呂に入って、サッパリ!といきたいところですが、二日酔いや飲んだ後は長時間の入浴を控えたほうが良いでしょう。
身体が温かくなると、血液循環がよくなりアルコールが回りやすくなります。また汗もかくので、体内の相対的にアルコール濃度も上がります。
一気に酔いがお風呂場で回ることを考えると、転倒したり、意識を失って怪我や溺死をする恐れも。どうしてもお風呂に行きたい場合は、簡単にシャワーを浴びる程度に控えましょう。
激しい運動
運動をして汗をかけばアルコールが排出されると思っている人もいるでしょう。しかし、アルコールは肝臓でしか分解をされません。いくら運動をしても水分が失われるだけなので、脱水症状を悪化させてしまう可能性があります。
二日酔いの時は激しい運動を避け、十分な水分補給と休息を取るようにしてください。
▼お酒を飲んで何時間後に運転できる?アルコールが抜ける時間やおすすめアプリを紹介
まとめ
今回はお酒を飲むなら、一度は悩まされると言っても過言ではない「二日酔い」について紹介しました。
症状やメカニズム、治す方法、NG行動を解説しましたが、基本は飲み過ぎないことが前提的に重要です。
普段からお酒を飲む人は、二日酔いとの付き合い方を変えて、健康的な生活を送ってみてくださいね。
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