名画と楽しむ信州イチオシクラフトビール「THE 軽井沢ビール」とは?ブルワリーや商品を紹介!
※当メディアの記事で紹介している一部商品にはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなどのアフィリエイトプログラムが含まれています。 アフィリエイト経由での購入の一部は当メディアの運営等に充てられます。
この記事では、長野県にある「軽井沢ブルワリー」「軽井沢ビール」について紹介します。
クラフトビールをスーパーやコンビニで見かける機会も増えた昨今ですが、特にクラフトビール熱が高まっている場所があります。
長野県です。
長野県は2019年「International Beer Cup」という世界的なビール審査会の会場に選ばれるほど、ビールにアツい県です。
この記事では、そんな長野県で、徹底した品質管理と高い品質でビールを製造販売する「軽井沢ブルワリー」について紹介していきます。
関連記事:日本の人気クラフトビール銘柄を7選
目次
軽井沢ブルワリーとは?
軽井沢ブルワリーとは、国内外の洋酒の輸入、製造から製菓、製パンをはじめとする料飲・外食業界まで「食」を広く取り扱うドーバーグループが2013年に立ち上げた会社です。
「おいしさを求めて」という不動のテーマを元に、味の評価だけで生存が決するビールへの挑戦がはじまりました。
代表的なブランドは「THE 軽井沢 ビール」。「クリア」や「清涼飛泉 プレミアム」など13種類(公式サイトより)を製造・販売しており、国内外で高い評価を受けています。
直近では、2021年にWBA(World Beer Awards)でJapn Winner等を受賞。いわゆる日本代表ビールを認定する賞を獲得しています。
国内で、2014年には長野県から発する優れたブランドを表彰する「信州ブランドアワード」で「個別ブランド部門賞」を受賞していたりと、国内外問わず評価が高いです。
また、東海道新幹線やANAの機内メニューに採用された経歴を持つなど、信頼あるビールブランドとして人気を博しています。
軽井沢ブルワリーのこだわりや特徴
高い評価と人気を誇る軽井沢ブルワリー。一体どんなこだわりや特徴があるのかをみていきます。
満点の食品衛生管理
軽井沢ブルワリーは最新鋭の設備をはじめ、衛生管理にかなり力を入れています。
大手ビールメーカーに比べて、クラフトビール業界では資金的な問題や人的リソースの問題でなかなか設備投資することが困難です。
しかし軽井沢ブルワリーでは、衛生第一の工場から最良のビールが生まれるという理念のもと、大手ビールメーカーと比べても遜色のない最新設備を完備しています。
その結果、創業2年目で地ビールでは初となる「食品衛生監視票」で満点100点を獲得。またそれ以降も6年連続で満点評価を獲得し続けている状態です。
これはクラフトビール業界では前例の無い評価で、極めて困難なことと言われています。
良質なビールを高い安全性のもと、安心して飲めるのは軽井沢ブルワリーの魅力の1つです。
高級ホップをふんだんに使用
設備だけでは良質なビールは完成しません。良質な原材料が必要です。
軽井沢ブルワリーでは、ビールに関わる水、麦芽、ホップなど厳選されたものを使用しています。
例えば、ホップには「ザーツ」という品種を使用しています。ザーツは、ファインアロマホップというホップのなかでは高級品種に位置付けられているホップです。
使用したビールは、上品な香りと柔らかい苦味がつくと言われています。
軽井沢ブルワリーは、そんなファインアロマを、ベースまで使用し、プレミアムなビールを目指して、妥協のない醸造を行っておられます。
他にも水には、浅間山の地下伏流水を、麦芽には大粒の二条大麦のみを使用するなど、高品質な原材料が厳選されているのです。
芸術と調和するパッケージ
「THE 軽井沢 ビール」はパッケージも魅力的です。
パッケージには、画家である千住博氏の作品が使われています。千住氏は、ヴェネツィア・ビエンナーレという現代美術のオリンピックと言われる祭典で、東洋人で初の名誉賞を受賞するほどの国際的な巨匠です。
千住氏の「生きる力にエネルギーを与えるもの」と定義する「美」を表現する絵画に感銘を受けた軽井沢ブルワリーの会長の和田氏の思いによりビールのパッケージに採用されました。
軽井沢ビールは、芸術と調和することで、プレミアムビールとしての品格を一層深めるとともに、芸術の名誉に応えるべく、品質保持とおいしさの探求を守り続けているのです。
軽井沢ブルワリーのラインアップ
ここからはおすすめの軽井沢ブルワリーのビールをピックアップして紹介していきます。
THE 軽井沢ビール クリア
軽井沢ブルワリーの定番ビール
「THE 軽井沢ビール クリア」はラインアップのなかでも人気の高いピルスナースタイルの定番商品です。
副原料にブランド米が使用されているので、軽快な爽やかさを楽しめます。
キレもあり非常に飲みやすいため、いつまでも飲めてしまうのが危険ですね。笑
また軽いだけではなく良質なホップの香りと麦感があるので、満足感もしっかり得られるのも特徴です。
料理は幅広いジャンルに合わせやすいですが、バーベキューシーンなどが特におすすめです。
項目 | 内容 |
原材料 | 麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、ホップ、米、コーン、スターチ |
アルコール度数 | 5% |
スタイル | ピルスナー |
THE 軽井沢ビール プレミアム・クリア
本場を感じるプレミアムビール
「THE 軽井沢ビール プレミアム・クリア」は、通常のクリアよりも贅沢に麦芽やホップを使用したプレミアムラインのビールです。
ビールの本場ドイツから直輸入した上質な麦芽を100%使用して造られています。
ピルスナースタイルなので軽やかで飲みやすいですが、麦芽にパンチがありハチミツやトーストを彷彿とさせるほど濃厚かつ芳醇な旨味と香りです。
パッケージには千住氏の「星のふる夜に」がデザインされています。少し深まった時間のお風呂上りに楽しみたい逸品です。
項目 | 内容 |
原材料 | 麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、ホップ |
アルコール度数 | 5.5% |
スタイル | ピルスナー |
THE 軽井沢ビール 清涼飛泉プレミアム
ANAの機内メニューにもなった香り豊かなエール
「THE 軽井沢ビール 清涼飛泉プレミアム」は、軽井沢ビールの中でも特に香りが豊かなゴールデンエールスタイルです。
アメリカ産のシトラホップとニュージーランド産のネルソンソーヴィンを使用しており、爽やかながらもグレープフルーツのような苦味を感じることができます。
パッケージの「ウォーターフォール」や名前の「清涼」の通り涼やかな印象のあるゴールデンエールです。
すっきりしたエールタイプなので、ラガー好きにもおすすめです。
項目 | 内容 |
原材料 | 大麦麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、小麦麦芽、ホップ |
アルコール度数 | 5.5% |
スタイル | ゴールデンエール |
THE 軽井沢ビール ブラック
飲みごたえ抜群!コーヒー好きに飲んで欲しいビール
「THE 軽井沢ビール ブラック」は、軽井沢ビールのなかで最もコクのあるビールの1つです。
最高級の麦芽をローストすることで表現される外観や香り、コク、甘みは非常に上品な仕上がり。
コーヒーを感じる香ばしさがあるので、食後にコーヒーを飲むような感覚で飲むのがおすすめです。
項目 | 内容 |
原材料 | 麦芽(カナダ製造、ドイツ製造、他)、ホップ、米、コーン、スターチ |
アルコール度数 | 5% |
スタイル | シュバルツ |
軽井沢 エール エクセラン
エールビールの傑作ともいわれるトロピカルなビール
「軽井沢 エール エクセラン」は柑橘感のあるシトラホップとトロピカルフルーツ感のあるギャラクシーホップの香りを主体に造られているエールです。
エールタイプですが、キレがあり爽やかなのでラガー好きでも美味しくいただけます。
飲む温度帯によってラガーっぽくもエールらしくも楽しめるのもおもしろいポイントです。
喉ごしを楽しみたいなら4度ほど、香りを楽しみたいなら10度ほどで飲んでみてください。
項目 | 内容 |
原材料 | 大麦麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、小麦麦芽、ホップ |
アルコール度数 | 5.5% |
スタイル | ゴールデンエール |
軽井沢 香りのクラフト 柚子
柚子香る和食に合わせたいビール
「軽井沢 香りのクラフト 柚子」は、国産の柚子を贅沢に使用した爽やかなビール(発泡酒)です。
副原料が5%以上含まれるため発泡酒に分類されていますが、通常のプレミアムビールと同等の麦芽比率となっているため、ビールのボディがしっかりしています。
柚子の香りが特徴的なので、蕎麦や湯豆腐などとの相性が抜群。
香料、着色料は一切使用せず造られていることも安心で嬉しいポイントです。
項目 | 内容 |
原材料 | 麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、ホップ、米、ゆず(果汁・果皮) |
アルコール度数 | 4.5% |
スタイル | フルーツビール(発泡酒) |
まとめ
今回は長野県の軽井沢ブルワリー、「軽井沢ビール」をご紹介しました。
徹底した衛生管理の下で造られる最高品質のビール。商品紹介で掲載しきれていないものもあります。
Amazonや公式サイト(こちら)で飲み比べセットなども販売されていますので、気になった方はチェックしてみてください。
■この記事を読んだ方におすすめの記事 | |
白くない白ビールと黒い黒ビールについて理由や種類、味わいを解説! | |
苦いのになぜ美味しいの?ビールとストレスの関係 | |
クラフトビールの世界を旅するサブスク「Otomoni(オトモニ)」の魅力とは? |