【クセ強】ピートが効いたウイスキーランキング5選|初心者からピート好き愛好の銘柄を紹介
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スモーキーと呼ばれるウイスキーには欠かせない要素の「ピート香」。
好みの方には至福の風味となる一方、香りの段階からもう受け付けられないという方まで極端に好みが分かれやすいのも、ピート香の特徴と言えるでしょう。
今回はそんなピート香に焦点をあて、【クセ強】と題してピートの効いたウイスキー銘柄を5つに厳選して紹介していきます。
ウイスキー界でもトップクラスのクセを備えた品々をぜひご覧ください。
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目次
苦手な人多数!? |ウイスキーにおけるピート香とは
まずは、スモーキフレーバーの源となっているピートについておさらいしましょう。
ピートとは、主にスコットランドやアイルランドなどの湿地帯で採取される「泥炭」のこと。
この泥炭は、ウイスキーの製造過程で大麦を乾燥させる際に燃料として使用されており、このピートが燃えるときに発生する煙が大麦に吸収されることで、結果的にウイスキーの仕上がりに独特のスモーキーな香りと風味がもたらされます。
そんなピートの香りといえば、土や燻製、海藻、海の潮などと表現されることが多いですが、個人的にはいつも救急箱の匂いが連想されます。
このようにピートの香りは非常に個性的ですが、スモーキーな香りを求めるウイスキー愛好者にとっては欠かせない存在となっています。
ピートの効いたウイスキーの選び方|初心者が押さえるべきポイント2つ
ここでは、以下の2つのポイントを紹介します。
ポイント①は、まず基本となる選び方。
そしてポイント②が、よりピートの強い銘柄を選ぶうえでの応用編となる選び方です。
今後のウイスキー選びの幅が広くなること間違いなしですので、ぜひこの機会に押さえておきましょう。
ポイント①:スコッチのアイラ島産を選ぶ
スコッチウイスキーは全般的にピート香を感じることが多いですが、特にアイラ島産のウイスキー(アイラモルト)には顕著に感じられます。
というのも、この産地は古くからピートの名産地であり、伝統的にウイスキー造りにピートが用いられていたこともあって島全体に確固たるスタイルが築かれています。
最近では時代の潮流に合わせてか、スモーキーフレーバーをやや抑えめにしているといった蒸留所も見受けられますが、強烈なピート香とスモーキーな風味はどの銘柄も未だ健在です。
スモーキーフレーバーを楽しみたい方はぜひ、アイラモルトを中心に選んでみましょう。
ポイント②:フェノール値で検討する
応用編としてぜひ押さえてほしいポイントが「フェノール値」。
ピートの効いたウイスキーにはしばしば、「フェノール値〇〇ppm」という情報が見受けられますが、このフェノール値とはピートの燻製レベルを表しています。
ppmが高いほどピートの燻製レベルが強いため、結果的にウイスキーにも強いスモーキーフレーバーがついているであろうと推測する際の参考になります。
感じ方には個人差がありますが、概ね25ppm以上あるものはクセがありつつもバランスの良い味わいで、40ppm以上あるとかなりクセを感じるため苦手な方は口にできないという方も多いでしょう。
しかし、実際にスモーキーさの強度というのはその他の醸造工程にも大きく左右されるため、あくまで一つの指標として活用することが大切です。
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【クセ強】ピートが効いたおすすめのウイスキー銘柄ランキング5選
ここからはピート好き必見のクセ強ウイスキー銘柄を5つ紹介していきます。
選んだ銘柄は全て、ピート香が苦手な方にとってはちゃぶ台をひっくり返したくなるほど臭いと思われるものばかりですが、好みの方にとっては至福の品々となっています。
気になる方は、ぜひ記載のリンクから詳細をご覧くださいね。
ボウモア 12年
アイラモルトを代表する看板銘柄の一つが「ボウモア 12年」。
ピートはしっかり効いていますが、フルーティーな穀物の風味やバニラの甘やかさと均整が取れており、今回のクセ強メンツの中では最も万人受けな銘柄と言えるでしょう。
個人的にも大好きな銘柄で、ピート感を強く感じたい時にはストレートで飲み、口当たりよく味わいの変化を楽しみたい時にはロックで時間をかけて飲むのがおすすめです。
ラフロイグ 10年
ピートの特筆した個性を放つウイスキーが「ラフロイグ 10年」。
私自身今でも忘れませんが、当銘柄を初めて飲んだ時には思わず「救急箱の中で熟成したのか!?」と冗談抜きで思ったほど、あまりにもクセが強かったのを覚えています。
それほど強烈なスモーキーさとヨード香、薬品のようなツンとくる独特のピート感が特徴です。
アードベッグ 10年
ラフロイグに続き、「アードベッグ 10年」もまたアイラモルト屈指のスモーキーさを誇る銘柄の一つ。
グラスに注いだ瞬間からスモーキーなアロマが立ち昇り、薬品や焚き火のような香りが混じり合って感じられます。
口中での味わいも力強く、複雑でありながら余韻には少し苦味も感じられる大人な仕上がり。
ピートウイスキーの中でも特にクセの強い一品で、ピート好きには欠かせない一本です。
ラガヴーリン 16年
16年以上の長い熟成期間を経て造られた、重厚さと複雑みを兼ね備えたピートウイスキーが「ラガヴーリン」。
深みのあるスモーキーさとツンとくる薬品チックな風味に加え、熟成由来のテクスチャーや重厚感があります。
ピートの風味に加え、熟成感も同時に欲しいという方に「ラガブーリン16年」はおすすめです。
オクトモア
お待たせしました。アイラモルトをはじめ、おそらく世界中で最もピートの効いたクセ強銘柄がこの「オクトモア」。
記事冒頭で紹介したフェノール値を参考にすると、オクトモアのラインナップの中で最もスモーキーとされる「オクトモア7.1」で驚異の208ppm。
筆者も驚いたあの強烈なラフロイグでも約40ppmであることを踏まえると、いかにオクトモアが桁外れな数値を誇るかが分かります。
そして、味わいの方は意外にも「スモーキー!」の一言で終わることなく、果実やお花、スパイスや海の香りといった様々な要素が複合的にまとまって感じられるのが特筆すべきポイントです。
今回紹介した銘柄の中でも、このオクトモアだけはぜひこの機会に試していただきたい一本です!
まとめ
この記事では、ピート香が特徴的なウイスキーの中でも、特にスモーキーフレーバーの強い銘柄を紹介しました。
好みの分かれやすいピート香ですが、その個性の虜になった人しか分からない不思議な魅力がありますよね。
今回紹介した銘柄以外にも、まだまだスモーキーなウイスキーは世の中にたくさんあります。
皆様も今回紹介した代表銘柄を中心に選びつつ、ぜひ自分に合った一本を見つけてみてくださいね。
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