日本酒の酒蔵が手掛ける「米焼酎」がおすすめ!厳選4商品を紹介
※当メディアの記事で紹介している一部商品にはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなどのアフィリエイトプログラムが含まれています。 アフィリエイト経由での購入の一部は当メディアの運営等に充てられます。
米焼酎は、癖の少ない飲み口で焼酎の中でも人気の高いジャンルです。
しかし、よくよく考えると「お米のお酒」ですよね。一体日本酒とは何が違うのか、意外と知らないという方も多いのではないでしょうか??
実際に、日本酒の酒蔵が米焼酎を作っているケースもよくあります。
そこで今回は、米焼酎と日本酒の関係に着目して紹介していきます。
関連記事:焼酎の種類や特徴、おすすめ銘柄を解説!
目次
米焼酎とは?日本酒とどう違う?
まずは、米焼酎とは何かや、日本酒とは何が違うのかを紹介していきます。
米焼酎とは?
そもそも米焼酎とは、米と麹を使って造られる焼酎です。麦や芋にはない甘みや香りが特徴です。
米本来の旨味を残しつつ、すっきりとした飲み口が特徴で、焼酎が苦手という人でも飲みやすいため若い方や女性にも人気があります。
飲み方はロックやお燗がおすすめで、温めることにより米の旨味をグッと感じることができますよ。
おつまみは、白米に合う和風のおかずなら間違いありません。明太子や梅干し、塩辛などホカホカのご飯に合うおつまみは、米焼酎との相性も抜群です。
米焼酎と日本酒の違い
米焼酎と日本酒は、どちらもお米を使ったお酒ですが、全く別物です。
米焼酎は米を発酵させた醸造酒(日本酒)を、さらに蒸留させています。つまり「蒸留酒」か「醸造酒」かの区分的な違いがあります。
蒸留すると何が違うかというと、熱で気化したアルコールを冷やして液体にして濃度を高める工程を通るため、日本酒よりもアルコール度数が高くなります。
日本酒のアルコール度数が15%前後に対して、米焼酎は25%~40%と10%以上も度数が高いです。
また、精米歩合も違います。日本酒の精米歩合は種類にもよりますがおよそ60〜70%程なのに対して、米焼酎は85〜90%程となります。
日本酒よりも削りが浅くなるのは、米の外側にあるタンパク質や脂質も米焼酎に必要な成分だからです。もちろん精米歩合を低くして、華やかでフルーティーな米焼酎もあります。
有名な酒蔵も焼酎を作っている
米焼酎と日本酒は、違うお酒ではありますが、蒸留工程を除くと原料などは似ている部分は多いです。
そのため、日本酒の酒蔵が米焼酎も造っているという場合は意外とよくあります。
そこで今回は日本酒の酒蔵が造っている米焼酎をを紹介します。日本酒好きな方は酒蔵があるかチェックしてみてくださいね。
よろしく千萬あるべし 八海醸造
「限りなく多くの福が得られるようにと願う」という、中国に古くからある言葉から名付けられた「よろしく千萬あるべし」。
新潟で有名な日本酒「八海山」でおなじみの八海醸造が手掛けています。
特徴は清酒酵母と黄麹を利用した「三段仕込み」で、発酵過程に清酒粕を加えることにより、濃厚な旨味とまろやかな飲み口を実現しています。米焼酎を飲んだことのない方や、焼酎が苦手な人でも美味しく飲めるでしょう。
また、よろしく千萬あるべしは、ハイボール缶の焼酎も販売しています。より飲みやすい形ですので、ニュアンスを試したいという方はぜひ試してみてください。
八海醸造のホームページはこちら。
十四代 秘蔵純米乙焼酎 高木酒造
プレミアム日本酒として有名な「十四代」を造る高木酒造でも、米焼酎造りが行われています。
国内産の酒米を厳選し、長期熟成させた米焼酎はフルーティーで深いコクが特徴です。
また、秘蔵純米乙米焼酎以外にも「鬼兜 蘭引(おにかぶと らんびき)」という焼酎もリリースしています。
鬼兜は、通常の焼酎とは違いオーク樽で熟成させているためウイスキーのようなコクが特徴です。
十四代 秘蔵純米焼酎よりもお値段は張りますが、クオリティは間違いありません。
高木酒造のホームページはこちら。
七田純米焼酎 天山酒造
2017年、フランスで行われた日本酒コンクールで最優秀賞を受賞した「七田(しちだ)純米吟醸 雄町50」で有名な天山酒造。世界が認める日本酒メーカーでも、米焼酎造りが行われています。
低温発酵をし、減圧蒸留をすることで柔らかい風味に変わります。大吟醸酒粕と純米吟醸酒粕をブレンドし造られた米焼酎は、米の旨味がはっきりと味わえる逸品です。すっきりとした味わいなので、焼酎が苦手な方にもおすすめです。
天山酒造のホームページはこちら。
耶馬美人 旭酒造
日本を代表する日本酒として知られる「獺祭」。山奥の小さな酒蔵をウリにした旭酒造で造られる日本酒です。安倍総理がオバマ大統領に送ったお酒としても知られ、日本酒に詳しくなくても、名前だけは知っているという人も多いかと思います。
そんな旭酒造が手掛ける米焼酎が耶馬美人です。
耶馬美人は、吟醸酒を彷彿とさせる果物のような香りと旨味をもち、非常に飲みやすい米焼酎となっています。フルーティーなのでワイングラスで香りを楽しみながら飲むのもおすすめです。
旭酒造のホームページはこちら。
まとめ
今回は、米焼酎を造る日本酒の酒蔵や、米焼酎の魅力について解説をしてきました。今まで日本酒好きだった人は、米焼酎にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。また焼酎が好きな人も、米焼酎を飲んで麦や芋と飲み比べをしてみるのもいいかもしれません。
また今回紹介した酒蔵以外にも、米焼酎を造っているところもあります。自分が好きな日本酒の酒蔵で、米焼酎が造られているのかチェックしてみても面白いでしょう。
それでは本記事を参考に、自分好みの米焼酎を見つけてみてくださいね。
■この記事を読んだ方におすすめの記事 | |
芋臭さがヤミツキに!癖の強い芋焼酎おすすめ銘柄10選をご紹介! | |
焼酎初心者にぴったり!飲みやすい米焼酎のおすすめ銘柄9選 | |
日本酒好き男性が喜ぶ、プレゼントに適したおすすめ銘柄5選 |