世界の珍しいワイン6選!変わり種から希少なものまで紹介!
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赤や白、ロゼ、スパークリングと、ワインには様々な種類があります。
しかし世界には、我々が知らないような珍しいワインが存在しているのです。
そこで今回は、世界の珍しいワインを一挙紹介していきます。ちょっと変わったワインが飲んでみたいという人は、参考にしてみてください。
目次
世界の珍しいワイン6つ
それでは世界の珍しいワインを6つご紹介します。
今回紹介する銘柄はこちらです。
■ 海底熟成ワイン「SUBRINA」
■ チリのマルチヴィンテージワイン「カバーリョ ロコ No.16」
■ 黒ぶどうで造られた白ワイン「ディープ・ブルー テッシュ」
■ 香ばしいコーヒーワイン?「コーヒー ピノ・タージュ/ヴァンジール」
■ 内田フルーツ農園 シャインマスカットワイン
■ 山ぶどうから造られたワイン「ヤマ・ソーヴィニヨン」
■ 酒精強化ワイン「ラザグレン・マスカット NV チェンバース・ローズウッド」
海底熟成ワイン「SUBRINA」
「SUBRINA」は、赤ワインを南伊豆の海底に沈め、じっくりと熟成させて造られます。過去に「沈没船から発見されたシャンパンが美味しかった」という逸話からヒントを得て、このプロジェクトが始まりました。
海底での熟成に耐えるには、タンニンの強いフルボディの赤が必要です。そのため世界中のワインから、強いタンニンが特徴で長期熟成に適している南アフリカのシラーズを選出しています。
また、ワインボトルは鉄道総合技術研究所の協力を得て、海水が入ってこない特殊なボトルを開発しました。ワインが沈められたのは、伊豆でも特に透明度が高いとされる奥石廊崎、加茂郡南伊豆町中木沖です。
引き上げられたワインには、様々なものが吸着していますが、なるべくそのままの状態で出荷されています。まさにロマンが詰まったようなワインは、世界でも話題となりました。
チリのマルチヴィンテージワイン「カバーリョ ロコ No.16」
世界でも珍しいマルチヴィンテージワインとして知られる「カバーリョ ロコ No.16」。マルチヴィンテージとは、収穫年の違うブドウをブレンドしたワインを指します。
「カバーリョ ロコ No.16」は、1990〜2012年に収穫されたブドウをブレンド。さらに産地にもこだわっており、
①リマリ・ヴァレー
冷涼で降雨量が少ない地域。ミネラル分が多いブドウが育つ。
②マイポ・ヴァレー
アンデスの麓にあり、高品質なカベルネが生まれる。
③コルチャグワ・ヴァレー
チリのカベルネの銘醸地。アロマとタンニンなら国内No.1。
④クリコ・ヴァレー
入り込んだ谷にあるため風の影響を受けない地域。濃厚なブドウが栽培されている。
⑤マウレ・ヴァレー
伝統的なチリワインの産地。カリニャンの名産地。
チリ屈指の銘醸地からブドウを集め、高品質なマルチヴィンテージワインを造っています。
「カバーリョ ロコ No.16」は、濃厚な果実味とカシスやベリーの彷彿とさせるアロマ特徴的なワインです。長期熟成にも適しており、セラーの中で寝かせて飲むのもいいでしょう。
黒ぶどうで造られた白ワイン「ディープ・ブルー テッシュ」
白ワインと言えば、白ブドウから造られるのが一般的ですが、世界には黒ブドウから造られる白ワインも存在しています。「ディープ・ブルー テッシュ」がその一例。
「ディープ・ブルー テッシュ」は、黒ブドウのシュペートブルグンダーを原料としている辛口な白ワインです。1723年に創業した「ヴァイングート・テッシュ」の自信作でもあり、黒ブドウとは考えられないほど品質の高い白ワインに仕上がっています。
ブドウが栽培されている土地は、遠い昔、海だったことから「ディープ・ブルー テッシュ」という名前がつけられました。そのため、ミネラルが豊富でフレッシュな口当たりが特徴。魚介類との相性が良い白ワインとなっています。
香ばしいコーヒーワイン?「コーヒー ピノ・タージュ/ヴァンジール」
南アフリカ原産のブドウ品種である「ピノ・タージュ」。古木の香りが特徴的で、コーヒーのような香りがする品種として知られています。
その中でも特にコーヒー香が強いものが「コーヒー ピノ・タージュ 」と呼ばれ、南アフリカで飲まれています。もちろんコーヒーは入っていません。
「コーヒー ピノ・タージュ / ヴァンジール」の作り手である「イムブコ・ワイン」は、ケープ州にあるワイナリー。もともとは、自社で醸造したものをバルクワインとして他のワイナリーに販売をしていました。そこから自社ブランドも製造するようになり、現在のワイナリーの体制になったそうです。
「コーヒー ピノ・タージュ / ヴァンジール」は、コーヒーやココア、チョコレートのような香りがあります。口に含むと、しっかりと焙煎したコーヒーの香りが広がり、強めのタンニンが長い余韻を楽しませてくれます
価格も1500円前後とリーズナブルなので、コーヒーが好きな人はぜひ試してみてください。
内田フルーツ農園 シャインマスカットワイン
日本の固有ぶどう品種「シャインマスカット」から造られた珍しいワイン。数量限定のため、毎年販売するとあっという間に売り切れるそうです。
そもそもシャインマスカットとは、食用として栽培された高級ぶどうで、市場では高値で取引されています。そのため、シャインマスカットを使用するワイン自体が少なく、さらに人気も相まってなかなか手に入りません。
こちらの商品は、そんなシャインマスカットを100%使用したもの。手掛けるのは、山梨県甲州市勝沼に農園を構える「内田フルーツ農園」です。これまで約20種類以上のぶどう品種を長年栽培し、培ってきた栽培ノウハウを駆使した贅沢な1本に仕上げられています。
シャインマスカットの華やかな香りと、すっきりとした爽やかな甘みが特徴で、一度ハマると毎年必ず買うという熱狂的なファンも多いのだとか。
別記事では、シャインマスカットのおすすめワインについて取り上げており、気になる方はそちらの記事もチェックしてみてください。
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山ぶどうから造られたワイン「ヤマ・ソーヴィニヨン」
日本には古くから自生している山ブドウがあります。日本古来の品種として知られ、昔から食べられてきました。
粒は小さく、濃い赤紫色をしており、酸味が強いのが特徴です。また普通のブドウよりもアントシアニンやポリフェノール、鉄分、ビタミンCなどが多く含まれています。昔は山ブドウの果汁を薬代わりに飲んでいたという文献もあり、栄養豊富な果実として知られています。
今回紹介する「ヤマ・ソーヴィニヨン」は、フランスの代表的な品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「山ブドウ」を掛け合わせた品種です。程よいタンニンとフレッシュな酸味が特徴で、長期熟成にも適しています。
また別記事では、山ブドウのDNAをもった「山幸」を使った十勝ワインについても紹介していますので、気になる方はそちらの記事も合わせてご覧ください。
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酒精強化ワイン「ラザグレン・マスカット NV チェンバース・ローズウッド」
酒精強化ワインとは、醸造過程でアルコールを添加し、アルコール度数を高めたワインを指します。
今回紹介する「ラザグレン・マスカット NV チェンバース・ローズウッド」は、ブドウを発酵させる過程で、グレープスピリッツを添加。また、複数年のワインをブレンドしているため、複雑な味わいになり、長期熟成にも耐えるワインが出来上がります。
製造をしているチェンバース・ローズウッド・ヴィンヤーズは、酒精強化ワインの本場、ヴィクトリア州で150年以上も続くワイナリーです。ワイン評論家ロバート・パーカーJr.も「フォーティファイド・ワインの王様」と評価し、ワイン界でもその名を轟かせるようになりました。
まとめ
今回は世界の珍しいワインを6つ紹介してきました。私たちが飲んだことのないワインばかりで、興味が湧いてきましたね。
銘柄によってはネットで購入できるものもあるので、気になる方はぜひ注文をしてみてください。
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