最強おつまみ「唐揚げ」に一番合うお酒はどの種類?10種類のお酒で検証してみた
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日本人の国民食として愛される唐揚げ。おつまみだけでなく、ご飯のおかずやお弁当など、幅広い場所で活躍しています。居酒屋では定番メニューで、お店の味を知れる料理です。
そして唐揚げといえば、ビールやハイボールを想像しますよね。しかし、他のお酒を合うのかも気になるところ。
そこで今回は、鶏の唐揚げと10種類のお酒をペアリングしていきます。
お酒と唐揚げが好きな人は、ぜひ参考にしてみてください。
また、以下記事にて、どんな特徴のお酒と食べ物が合うのかをご紹介しています。
素敵なペアリングを生み出すコツついて知りたい人は、本記事とあわせてぜひ参考にしてください。
参考記事:お気に入りのペアリングを見つけよう!
目次
唐揚げの特徴
唐揚げとは、食材に小麦粉や片栗粉をまぶし、高温の油で揚げた料理です。英語では「フライ」と呼ばれています。
一般的に鶏肉を想像しがちですが、魚介類や野菜を揚げたものも、すべて唐揚げと呼びます。
日本唐揚協会では、正式名称を「からあげ」ではなく「唐揚げ」と制定。唐揚げの聖地は「大分県中津市」、唐揚げ専門店発祥の地は「大分県宇佐市」となっています。
唐揚げは、鎌倉時代から精進料理の一種として食べられていました。江戸時代には、「天ぷら」や「衣かけ」などと呼ばれ、揚げ物の文化が発達していきます。
鶏の唐揚げが浸透したのは、第二次世界大戦後からです。国の政策で全国各地に養鶏場が作られたのがきっかけ。
特に大分県には多くの養鶏場が作られ、唐揚げの文化が発展していきました。
現在では、国民食として愛されるまでになり、さまざまな鶏の唐揚げが誕生しています。
唐揚げとお酒と合わせるコツ
唐揚げとお酒を合わせるコツを紹介します。
部位で選ぶ
鶏肉は部位によって脂の量や味わいが異なります。そのため、部位によって合わせるお酒を選びましょう。
部位 | 合わせるお酒 |
---|---|
手羽先 | 脂肪やゼラチンを多く含む部位。ビールやハイボールなどさっぱり系のお酒と合わせやすい。 |
手羽元 | 皮と肉のバランスが良い部位。定番のハイボールだけでなく、赤ワインや日本酒などとも合わせやすい。 |
もも肉 | 唐揚げに最も適した部位。コクや旨味が強いので、どんなお酒にも合わせやすい。 |
ササミ、胸肉 | 脂肪分が少なく淡白な部位。白ワインや日本酒などと合わせやすい。 |
下味で選ぶ
唐揚げの下味は、お店や唐揚げ粉、家庭によって異なります。
シンプルな醤油味もあれば、生姜やニンニクを効かせたもの、塩のみで味付けしたものなどさまざまです。
例えば、醤油味なら同じ旨味を持つ赤ワイン、生姜やニンニクならハーブ系の香りのあるソーヴィニヨンブランの白ワインなどがおすすめ。
唐揚げにどんな下味がついているのかにも注目しておきましょう。
タレで選ぶ
唐揚げには、タレをかけて食べることもあります。
定番はレモンですが、お店によってはタルタルソースや明太マヨ、おろしポン酢など、味付けもさまざま。
レモンやおろしポン酢には、酸味やハーブ感のある白ワインがおすすめです。明太マヨやタルタルソースなら、こってり感を洗い流してくれるビールやハイボールがいいでしょう。
唐揚げと合うお酒(ベストペアリング)
それでは、唐揚げとベストペアリングのお酒を紹介していきます。
ハイボール
「ハイカラ」という言葉があるように、ハイボールと唐揚げの相性の良さは抜群です。
唐揚げのジューシーな油を、ハイボールが爽やかに洗い流してくれます。
また唐揚げにもハイボールにもレモンが合います。そのため、唐揚げにレモンをかけて、ハイボールにもレモンを入れると、さらにマリアージュできました。
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ビール
多くの人は「唐揚げ=ビール」というイメージが強いでしょう。
最近は「ハイカラ」の知名度が上がっていますが、ビールも根強い人気があります。
合わせるビールはアサヒスーパードライがおすすめです。ドライな飲み口なので、唐揚げの油をすっきりと洗い流してくれます。
ビールを合わせるなら、コクや苦味よりもドライさを意識するといいでしょう。
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レモンサワー
レモンサワーブームが到来し、唐揚げとペアリングする機会も増えています。
唐揚げはレモンとの相性抜群なので、レモンサワーはぴったりのお酒です。
今回は、キレとレモンの酸味のバランスが良い、こだわり酒場のレモンサワーを合わせてみました。
レモンの酸味が唐揚げのバランスが絶妙で、後味はすっきり。ハイボールやビールに引け劣らない相性の良さでした。
白ワイン
ワインと唐揚げは、切っても切れない存在です。
ヨーロッパでは、唐揚げを「フリット」と呼び、ワインと合わせてきた歴史があります。
特に白ワインは、たんぱくな鶏肉との相性抜群です。またレモンのような酸味もあり、唐揚げの旨味をさらに引き出してくれます。
今回は定番の醤油唐揚げでしたが、塩唐揚げにするとさらに相性が良いと思いました。
赤ワイン
赤ワインは、醤油と相性の良いお酒です。
唐揚げの下味は醤油が基本のため、うまくペアリングできました。
ただし鶏肉がジューシーすぎると、赤ワインでは流しきれません。そのため、たんぱくな鶏胸肉の唐揚げにすると、さらに合わせやすいと思います。
麦焼酎
レモンサワーのベースにもなっている麦焼酎。
ドライな飲み口とキレが、唐揚げの油をさっぱりとしてくれます。また麦の旨味と、衣の小麦粉の相性も良く、違和感のないペアリングとなりました。
芋焼酎
意外にも合わせやすかったのが芋焼酎です。
芋の旨味が唐揚げの旨味を引き立ててくれ、口の中がまろやかになりました。
アルコール度数も高く、口の中をさっぱりできるのもポイントです。
梅酒
梅酒は、ほどよい酸味と清涼感の味わえるお酒です。
唐揚げは酸味のあるものと相性がよく、梅酒ともうまくペアリングできました。
唐揚げと梅酒の酸味が絡み合い、後味はすっきり。梅酒ソーダにすると、さらに合わせやすいと思います。
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唐揚げと合わないお酒(ワーストペアリング)
今回のペアリングでは、合わないお酒はありませんでした。
ただし、唐揚げの油を流しきれない、ストレートやロックといった飲み方には注意が必要です。
やはりビールや炭酸水など、爽やかにしてくれるお酒と相性が良いと思います。
唐揚げとお酒の種類別の評価・特徴
最後に唐揚げとお酒のペアリングを表にまとめてみました。
順位 | お酒 | 評価 | ペアリングの味わい |
---|---|---|---|
1位 | ハイボール | ★★★★★ | ハイボールの爽快感は唐揚げに欠かせない存在。無敵。ずるい。 |
2位 | ビール | ★★★★★ | 定番の組み合わせ。なるべくドライなビールがおすすめです。 |
3位 | レモンサワー | ★★★★★ | レモンがあることにより、お互いの旨味が引き立ちます。 |
4位 | 白ワイン | ★★★★ | 白ワインの酸味やキレがポイントです。ミネラル感を重視して選ぶとgood。 |
5位 | 麦焼酎 | ★★★★ | キレがあって油もすっきりできます。ソーダ割でレモンを絞るとさらに合わせやすいです。 |
6位 | 赤ワイン | ★★★ | 醤油ベースの唐揚げと相性抜群。鶏胸肉の唐揚げにするとgood。 |
7位 | 梅酒 | ★★★ | 梅酒の酸味がまとまりを与えてくれます。 |
7位 | 芋焼酎 | ★★★ | 唐揚げの旨味を引き出してくれる。すっきり感のあるものがおすすめです。 |
8位 | 日本酒 | ★★ | 無難な感じなり逆に微妙。純米酒などキレのあるものを選びましょう。 |
9位 | ブランデー | ★★ | 合わないこともないが、合わせなくてもいい。鶏の旨味との相性は良いので、ソーダ割りにすればさらに合わせやすそうです。 |
まとめ
今回は、鶏の唐揚げと10種類のお酒をペアリングしてきました。
どんなお酒にも合わせやすく、特に炭酸系のお酒や酸味があるお酒がおすすめです。
ぜひ本記事を参考に、唐揚げとお酒のペアリングを楽しんでみてくださいね。
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