シャブリのおすすめ白ワイン銘柄10選!シャブリワインの特徴や選び方、合う料理を紹介
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辛口の白ワインと言えば「シャブリ」を想像する人も多いのではないでしょうか。
フランスのブルゴーニュを代表するシャブリは世界中で親しまれています。ラインナップは幅広く、魚介に合わせるのにもってこいなワインです。
今回は白ワインのシャブリのおすすめ銘柄をまとめて紹介します。
辛口の白ワインが好きな人や、さっぱりと白ワインを楽しみたい人はぜひ参考にしてみてください。
シャブリとは?
シャブリとは、フランスのワイン名産地ブルゴーニュのシャブリ地区を指します。
ブルゴーニュの北に位置し、冷涼な気候が特徴です。地域全体で、シャルドネ栽培が盛んなに行われています。
造られるワインは早飲みタイプが主流で、和食にも合うことから日本でも大変人気のある産地の一つです。
シャブリワインの特徴
シャブリ地区は、シャルドネ品種を用いた辛口の白ワインが有名です。ぶどう品種シャルドネは癖の少ない品種なので、比較的に飲みやすい味わいが特徴。
シャブリ地区は約1億5千年前は海中だったこともあり、土のなかには魚介類の化石が埋まっていました。これにより石灰質な土壌が形成され、ミネラル感と酸味のある辛口ワインに仕上がります。
シャブリのワインを一括りにしがちですが、実はシャブリワインにも格付けが存在しています。
シャブリワインのランクは以下の4つに分けられており、上から順に等級が高いです。
■シャブリ グラン・クリュ
■シャブリ プルミエ・クリュ
■シャブリ
■プティ・シャブリ
価格は1,000円台から、10,000円台までと幅広く展開されています。
選ぶ際は、ぜひ等級にも注目してみてください。
シャブリの辛口白ワインのおすすめ銘柄
次に、シャブリの辛口白ワインのおすすめ銘柄をまとめて紹介します。
今回紹介するワインはこちらです。
■ ウィリアム フェーブル シャブリ
■ Lupe-Cholet(ルペ ショーレ) シャブリ
■ ルイ・ジャド シャブリ・セリエ・ド・ラ・サブリエール
■ Jモロー シャブリ
■ ルイ・ラトゥール・ シャブリ ラ・シャンフルール
■ ラブレ・ロワ シャブリ
■ アルベール・ビショー シャブリ
■ プティ・シャブリ
■ シャブリ プルミエ・クリュ フルショーム
■ シャブリ ラ・ピエレレ
ウィリアム フェーブル シャブリ
ウィリアム フェーブル シャブリは、1850年に創設された老舗ドメーヌ「ドメーヌ ウイリアム フェーブル社」が造るシャブリです。
ドメーヌ ウイリアム フェーブル社では、自社畑を80に分けて、ブドウを細かく管理しています。収穫時期や水やり、摘果なども区画ごとに決定するため、高品質なシャルドネに仕上がります。
フレッシュな柑橘系の香りとキリッとした辛口ワインで、寿司や刺身との相性は抜群です。自宅で手巻き寿司パーティーをする時などに活用してみてはいかがでしょうか。
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Lupe-Cholet(ルペ ショーレ) シャブリ
Lupe-Cholet(ルペ ショーレ) シャブリは、高級白ワインを生産する「ルペ・ショーレ社」が造るシャブリです。
シャブリ地区の特級畑で、4人の栽培プロが力を合わせて高品質なブドウ栽培を行っています。
Lupe-Cholet(ルペ ショーレ) シャブリは、村名クラスの白ワインで、他のシャブリとは一線を画します。上質なフルーツやシトラスの香り、ほのかなミネラル感、ボリューム感のある飲み口が特徴です。
魚介類やクリームソースの料理、アスパラガスとよく合います。ちょっぴり贅沢をしたい時におすすめのシャブリです。
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ルイ・ジャド シャブリ・セリエ・ド・ラ・サブリエール
ルイ・ジャド シャブリ・セリエ・ド・ラ・サブリエールは、ブルゴーニュ有数のドメーヌとして知られる「ルイ・ジャド」で造られるシャブリです。
ルイ・ジャドは、210haの自社畑を所有するブルゴーニュでも最大の規模を誇っています。ブドウ栽培には化学肥料や農薬は排除し、一部の畑ではビオディナミ農法を実践しています。テロワールを意識したワイン造りは世界的に評価を受けています。
シャブリ・セリエ・ド・ラ・サブリエールは、レモンやグレープフルーツの柑橘系の香りとコクのある味わいが特徴です。クセがなく飲みやすいため、どんな料理にも合わせやすいです。特にハムやソーセージなどの加工肉とよく合います。
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Jモロー シャブリ
Jモロー シャブリは、シャブリで唯一の女性醸造責任者が手掛けるシャブリです。「SAKURAワインアワード」では女性メーカー賞を受賞し、世界的にも認められています。
シャブリ地区でいち早くステンレスタンクでの醸造を始めた造り手で、新しい技術を積極的に取り入れています。
ステンレスタンクで仕込まれたシャブリは、フレッシュなグレープフルーツの香りとキレのある飲み口、スモーキーな後味が特徴。飲みやすくて、女性の方にもおすすめです。
ペアリングは、炭火焼の焼き鳥や燻製とよく合います。
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ルイ・ラトゥール・ シャブリ ラ・シャンフルール
シャブリ ラ・シャンフルールは、ブルゴーニュで200年以上家族経営を続けてきた「ルイ・ラトゥール社」が手掛けるシャブリです。
ルイ・ラトゥール社は、ブルゴーニュ2大白ワインのひとつ「コルトン・シャルルマーニュ」を生産しており、フランスでは知らない人はいない名門ドメーヌです。シャブリ地区で最大規模の特級畑を所有しており、高品質なワイン造りを徹底しています。
シャブリ ラ・シャンフルールは、フレッシュな果実味と白い花のような香りが特徴のシャブリです。スッキリとした味わいなので、和食のペアリングにもおすすめします。
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ラブレ・ロワ シャブリ
ラブレ・ロワ シャブリは、1832年からワイン造りを行う老舗ドメーヌ「ラブレ・ロワ社」が手掛けるシャブリです。
ラブレ・ロワ社のシャブリは、世界30社以上の航空会社の機内ワインに採用された実績を持っています。航空会社がワインを採用する基準は非常に厳しいため、かなり品質が高いことが伺えます。
また100軒以上の契約栽培農家を取りまとめており、技術指導にも力を入れているドメーヌです。
ラブレ・ロワ シャブリは、フルーティーさとドライさのバランスが良く、魚介類の料理と良く合います。機内ワインにも採用されているため、洋食だけでなく和食や中華とも合わせやすいでしょう。
お値段は1,000円前後で、初心者の方におすすめです。
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アルベール・ビショー シャブリ
アルベール・ビショー シャブリは、ブルゴーニュの名門「アルベール・ビショー」が手掛けるシャブリです。
世界最大規模のワインコンクール「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」で「ホワイト・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した経験があり、まさに白ワインの最高峰と言えるドメーヌです。
またブドウ栽培ではビオロジック栽培に転換をし、より自然に近い状態でブドウ造りを行っています。
アルベール・ビショー シャブリは、ライムやグレープフルーツのような香りと程よいミネラル感が特徴のシャブリです。柑橘系の余韻が長く、リッチな気持ちになれるでしょう。
特別な日や贈り物などにおすすめです。
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プティ・シャブリ ジャン・クロード・コルトー
こちらは、ジャン・クロード・コルトーが造る高い品質とリーズナブルな価格が魅力なシャブリです。
1984年からワイン造りを始めた比較的に若いドメーヌですが、デビュー作がフランス農水省主催のパリワインコンクールで金賞を受賞されています。
シャブリらしいシャープな酸はもちろん、爽やかな香りも特徴の一つです。食前酒や魚介類問わず、野菜料理にも良く合います。
価格は2,000円前後と、シャブリ初心者にもおすすめです。
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シャブリ プルミエ・クリュ フルショーム
シャブリ プルミエ・クリュ フルショームは、自然農法にこだわるドメーヌ「ナタリー&ジル・フェーヴル」が手掛けるシャブリです。
除草剤や化学肥料を使用しないリュット・レゾネを採用し、ブドウのポテンシャルを最大限に引き出しています。
フランスの農林水産省から「環境価値重視農業」の認証も受けており、フランスの中でも高い評価を得ているドメーヌです。
シャブリ プルミエ・クリュ フルショームは、リンゴや洋梨の香りとイキイキとした酸味が特徴です。ミネラルも豊富で魚介類やカレー粉を使用した料理と良く合います。
お値段は6,000円しますが、格付けの高いシャブリワインを飲みたい方におすすめです。
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シャブリ ラ・ピエレレ
シャブリ ラ・ピエレレは、シャブリ地区の1/4の生産量を誇る生産者協同組合「ラ・シャブリジェンヌ」が手掛けるシャブリです。
「ミネラル感、すなわちテロワールの表現を大切にすること」をコンセプトに、丁寧なブドウ栽培を行っています。
ピエレレには「石」を意味する造語で、シャブリのテロワールを表現するために名付けられました。
りんごや洋梨のような香りとフレッシュでキレのある味わいが特徴です。フルーティーでバランスの取れたシャブリなので、ワイン初心者にもおすすめです。
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シャブリワインの選び方
辛口が魅力なシャブリですが、選び方が分からない方もいるでしょう。
今回は、価格・味わい・製造者の3つで選び方を解説していきます。
格付けで選ぶ
シャブリは等級によって価格が変わるため、まずは格付けに注目してみましょう。
先ほど紹介したように、シャブリワインには格付けがあります。格付けは、等級が高い順に以下の4つです。
■シャブリ グラン・クリュ
■シャブリ プルミエ・クリュ
■シャブリ
■プティ・シャブリ
グラン・クリュや、プルミエ・クリュは5,000円以上の価格帯が多く、高級ワインを楽しみたい方、ヴィンテージ物をコレクションしたい方におすすめです。
プティ・シャブリであれば、2,000円前後で楽しめるワインが多いので、ワイン初心者やシャブリ入門におすすめです。
生産者で選ぶ
同じシャブリワインでも、製造者によって個性が違います。そこで、生産者で選ぶことによって、醸造スタイルやこだわりがみえてきます。
ちなみに有名な生産者は、ウィリアム フェーブル(William Fevre)、ラブレ・ロワ(Laboure-Roi)、フランソワー・ラヴノー(Francois Raveneau)、ヴァンサン・ドーヴィサ(Vincent Dauvissat)、ルイ・ジャド(Louis Jadot)などです。
ワインボトルの「DOMAINE」と書かれている部分に上記の方の名前があると、有名な生産者がつくっているので安心度が高いでしょう。
シャブリの白ワインに合う料理
シャブリ地区で造られる白ワインは、魚介料理全般と相性抜群です。
中でも特に牡蠣は、シャブリワインと好相性で知られています。
牡蠣は、ほどよいスモーキーさとクリーミーさを兼ね備えています。料理次第では、様々なシャブリに合わせられます。
例えば、酸味が強いシャブリワインには、レモンをかけた生カキ。上品なシャブリワインには、クリーミーさを引き出した鍋料理やグラタンなどもおすすめです。
ワインのテイストに合わせて、魚介料理と楽しんでみてください。
まとめ
今回は白ワインのシャブリのおすすめ銘柄をまとめて紹介してきました。
シャブリはスッキリと辛口なので、どんな料理にも合わせやすいです。
今回紹介した銘柄はどれも高い評価を受けています。本記事を参考にシャブリの良さを存分に味わってみてください。
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